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日本語スピーチコンテスト
2014-02-05 17:59:11   From:日中新聞   コメント:0 クリック:

日本経済新聞社/中国教育国際交流協会/日本華人教授会議 全中国選抜 日本語スピーチコンテスト  さる1月20日、都内千代田区にある日
日本経済新聞社/中国教育国際交流協会/日本華人教授会議  
全中国選抜  日本語スピーチコンテスト  

 
 
 さる1月20日、都内千代田区にある日経ホールにおいて、第8回となる「全中国選抜 日本語スピーチコンテスト」が開催された(主催:日本経済新聞社/中国教育国際交流協会/日本華人教授会議、後援:外務省、文部科学省、国際交流基金、NHK、日本語教育学会、科学技術振興機構中国総合研究交流センター、中国駐日本大使館、中国日本友好協会、中国教育報、中国高等教育雑誌、中国教育電視台、協賛:JFEホールディングス、森ビル、三菱商事、特別協力:日本航空)。今回のテーマは「日本に紹介したい中国のことわざ、中国に紹介したい日本のことわざ」。日本語学科を持つ中国の16大学で行なわれた予選会にはのべ1万2000人を越える学生たちが集結。各予選で最優秀に輝いた16名が訪日・スピーチしたもので、優勝は北京外国語大学の王新さんが輝いた。受賞後、で王さんは「今回、私は北京外国語大学の看板を背負ってこの場に立っている」「この受賞は私個人ではなく、大学で頑張っている学生達、素晴らしい先生方が皆、受賞したもの」と語った。  
 
予選に1万人越える学生参加  
優勝は北京外国語大学の王新  
 
 「全中国選抜 日本語スピーチコンテスト」は中国で日本語を学ぶ学生を対象に、日本への理解をより一層深めてもらうことを目的に2006年から開催しているコンテスト。毎年スピーチのテーマが定められており、今回は「日本に紹介したい中国のことわざ、中国に紹介したい日本のことわざ」が選ばれた。従来と異なり、今回は中国で日本語教育に熱心な大学16校の学生達のみの参加となったものの、事前に開かれた予選会には延べ1万2000名を越える学生たちが参加。各大学で最優秀に輝いた学生たち16名が今回の本選に臨んだ。  
 コンテストがスタートとすると、主催側を代表して日本経済新聞社の代表取締役社長である喜多恒雄氏が登壇、挨拶した。喜多社長は「中国で日本語を学ぶ学生達へ、自身の眼で日本を見て、日本人と触れ合う機会を提供すべくスタートしたこのコンテストも今回で8回を数える」「回を重ねる度にこのコンテストへの関心は高まり、中国で日本語を教えている先生方も、このコンテストが各カリキュラムの一つの目標にされている、と聞く」「従来、中国全土を8ブロックに分け予選会を行なっており、参加校は200を越えていたが、今回は参加校を特に日本語教育に熱心な16大学に絞った」「予選会には、延べ1万2000名を越す参加者が集った」「今回、来日した学生方には、コンテストだけでなく、政府機関、企業への訪問や日本の大学生たちとの交流など、短い滞在期間ではあるものの、日本を良く知ってもらう機会を設けている」と続けた。  
 その後、後援企業・団体を代表して中国駐日大使館より韓志強公使、JFEホールディングスより山村康常務執行役員、森ビル株式会社より取締役副社長執行役員である森浩生氏、三菱商事より廣田康人執行役員が次々に登壇、学生達にエールを贈った。  
 審査方法は公正を期するため、学生達に番号を割り振り、指名、出身校などを隠して行なわれた。学生達はテーマに沿ったスピーチ、司会からの「日本語の質問」に日本語で回答。日本・日本語への理解や発音、表現力など多くの項目について審査される。  
 審査は東京外国語大学学長である立石博高氏を委員長に、国際交流基金日本語国際センター専任講師である有馬淳一氏、早稲田大学教授で日本語教育学会副会長である小林ルナ氏、神戸大学大学院国際文化学研究科教授である王氏、日中職業教育研究センター主任で早稲田大学教師教育研究所研究員である王智新氏、北京外国語大学教授である徐一平氏、関西大学外国語学部教授である沈国威氏の6名が担当した。  
 学生達のスピーチが終了、その審査が行なわれている間、会場ではゲストによる記念トークが催された。テーマは「シルクロードの秘宝 敦煌の魅力」。壇上には筑波大学人間総合科学研究科教授である八木春生氏、日経カルチャー敦煌専門添乗員である原口冨美子氏、敦煌研究院接待部に所属、成城大学大学院で学ぶ魏海博さん、筑波大学で世界文化遺産学を専攻する姚瑶さんが出席、壇上でシルクロード、敦煌の魅力を語った。  
 
日本の風習を中国と比較し学ぶ  
スポンサー特別賞は4名が受賞  
    ◆◆  
 約1時間半に昇る厳正な審査の結果、第8回「全中国選抜 日本語スピーチコンテスト」の優勝者は北京外国語大学の王新さんに輝いた。  
 準優勝に輝いたのは、大連外国語大学の李澤楠さんと四川外国語大学の傳晴さん。李さんは中国教育国際交流協会常務理事副秘書長である林佐平氏から、また傳さんは日本華人教授会議代表である社進氏から、それぞれ賞状と記念の盾、賞金を受け取った。  
 また第3位スポンサー賞のうち、「JFE特別賞」は中山大学の瀋泱さん、「森ビル特別賞」は上海外国語大学のショウさん、「三菱商事特別賞」は吉林大学の成莎さん、「日本航空特別賞」は広東外語外貿大学の陳さんが選ばれた。  
 優勝の賞状と記念の盾、賞金と花束を受け取った王新さんは、司会から受賞後のスピーチを求められ、マイク前に立った。  
 王さんは自身を見守る会場内に向けて「皆さん、高いところから失礼します」と語りかけ、「コンテストでスピーチされた皆さんは何方も上手で、私が優勝できるとはまったく思っていなかった」と語った。  
 続けて、王さんは「小学生の頃から気弱で、それを直すため、お父さんから『色んなスピーチコンテストを受けてみなさい』といわれてきました」「上手くいった時もあれば、落選して悔しくて号泣し、会場を飛び出したこともあった」と振り返ると、「けれど今回、私は北京外国語大学を代表してこの場に立っている。多くの先生方から指導を受け、個々に来るまで大勢の方々にお世話になった」「今回、私は北京外国語大学の看板を背負ってこの場に立っている」「この受賞は私個人ではなく、大学で頑張っている学生達、素晴らしい先生方が受けたもの」と改めて受賞の喜びを語ると、場内からは王さんの受賞を祝って万雷の拍手が贈られた。  
 その後、審査委員長である立石学長が登壇、本選の講評を行なった。立石学長は「16名の方々は、いずれも大変しっかりしたスピーチ。しかし、質問に即興で答える、という審査では、日本語力、日本文化・社会への理解が行き届いていない、と感じたし、その部分で結果が分かれたように思う」「相互の生活や風習を真摯に知ろうとする若者たちがこの場に集った。これからも日本の文化、社会・風習を、中国との比較によって色々と勉強していって欲しい」と語った。  

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