高円宮妃久子殿下が世界らん展大賞を視察
2014-02-19 17:13:19 From:日中新聞 コメント:0 クリック:
高円宮妃久子殿下、承子女王殿下、典子女王殿下が世界らん展大賞を視察 高円宮妃久子殿下と承子女王殿下、紀子女王殿下が同席視察3000
高円宮妃久子殿下と承子女王殿下、紀子女王殿下が同席視察
3000種・10万株の「らん」が参展
「都会の中の楽園」で咲き乱れる花々
都内文京区にある東京ドームにおいて、2月15日から20日まで、今年も「世界らん展日本大賞2014」が盛大に開催された(主催:世界らん展日本大賞実行委員会、後援:外務省、経済産業省、農林水産省、環境省、東京都、アメリカ蘭協会、英国王立園芸協会、世界蘭会議委員会)。
今年で24回を数える「蘭」の祭典で、世界20ヵ国・地域から約三千種、10万株を超える蘭が、東京ドーム内に設けられた特設会場内に集結・展示される。蘭をテーマとした人気の企画展が多数出展されるのも「らん展」の特徴で、今年は『知られざる胡蝶蘭の世界』と題し、先端科学が生み出した『青い胡蝶蘭』、インドネシア・ボルネオ島の希少種「象耳蘭」などが初公開された。なお、今年の「大賞」は長野県の粟野原潤氏が出展した「エピデンドラムアタカゾイカム『マウント イイズナ』」が受賞した。
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今年で24回を数える「世界らん展日本大賞2014」の開幕式・特別内覧会が2月14日に開催された。開幕式に先駆けて開かれた記者会見で、今年の「日本大賞」受賞者が発表された。審査申請数1289作品の中から選ばれたのは、粟野原潤氏(長野県長野市)が出展した「エピデンドラムアタカゾイカム『マウント イイズナ』」が選ばれた。
総計170名を超える審査員によって「最も美しい」と評価された「マウント イイズナ」は南米エクアドル原産。育成が難しい種のひとつで、粟野原氏は株の高さが1メートル40センチ以上、8本の茎に7000輪以上の花をつける大作に育て上げた。
粟野原氏は「約3年ほど前に一度この『らん展日本大賞』に出展したが、その時は奨励賞でした」「今回はそのリベンジ」と笑うと、育成のポイントとして、平地での猛暑を避ける「山上げ」に触れ「他のシンビジュームと一緒に標高千メートルに山上げした。結果、芽の勢いがよく、株の勢いもついた」と語った。
早春の東京に咲き誇る「蘭」たち
その後、会場では「日本大賞」並びに各部門賞(フレグランス、ディスプレイ、フラワーデザイン、アート、ミニチュアディスプレイ並びに英国王立園芸協会、アメリカ蘭協会、世界蘭会議委員会の特別賞)の授賞式が執り行われた後、テープカット式を経て正式に開場した。
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今年の世界らん展のテーマは昨年と同じ「都会の真中の楽園」。らんをテーマとした多くのコラボイベント・特別展示が併催されるのも特徴の一つ。今回は特別展示「知られざる胡蝶蘭の世界」として、先端科学が生み出した『青い胡蝶蘭』の展示や希少種が展示されたほか、沖縄美ら海水族館とのコラボ展示、「大使夫人のテーブルディスプレイ」、華道家として著名な假屋崎省吾氏のコラボイベント「假屋崎省吾~蘭の世界~(展示協力:河野メリクロン/假屋崎省吾花・ブーケ教室)」、アーティストである清川あさみさんによる「美女採集×蘭」も、多くの来場者が足を止めた。
特別展示「知られざる胡蝶蘭の世界」は、見どころも多い。2012年に初めて「開花した」という『青い胡蝶蘭』。千葉大学大学院園芸学研究科植物細胞工学研究室と石原産業株式会社による共同研究の成果で、遺伝子組み換え技術により完成した、という。
同展示では、ボルネオ島原産の希少種「象耳蘭(ギガンティア)」や白い妖精とも呼ばれる胡蝶蘭の原種「マリポエンシス」など本邦初公開された。
人気企画展示「假屋崎省吾~蘭の世界~」は、華道30周年を迎え、活動の場を広げている華道家、假屋崎省吾氏による「蘭」と「着物」の企画展示。総合テーマである「都会の真中の楽園」、そして特別展示『胡蝶蘭』に合わせ、胡蝶蘭34鉢、シンビウム16鉢などを美しく配置、その迫力ある美に足を止める来場者は多い。
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