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アントニオ猪木氏のIGF1 中国人レスラーのワン・ビン活躍 ボブ・サッブとダッグ組んで勝利
2014-04-10 17:51:08   From:篠原功   コメント:0 クリック:

 アントニオ猪木氏のIGF1が5日、東京・両国国技館で行われた。中国人レスラー・ワン・ビンが大活躍。



 アントニオ猪木氏のIGF1が5日、東京・両国国技館で行われた。メインイベントは第9試合の石井慧とフィリップ・デ・フライが対戦。石井が判定でフライを下し、IGF王座の初防衛に成功した。なお、中国人プロレスラーのワン・ビンは第4試合に出場。ボブ・サップとダッグを組んで、ケンドーカシン&将軍岡本コンビを打ち破った。ワン・ビンが体固めで岡本を下した。  
 ワン・ビンは1994年生まれ。安徽省出身。中国語表記は「王彬」。10歳で少林寺武術、14歳で散打を習った。安徽省体育学院を卒業後、2009年に仕事で赴任していた両親を追って上海へ。スポーツジムで働きながら格闘技の修業に励む毎日。まもなくチャンスが巡ってきた。12年にIGFにスカウトされ来日した。13年12月、東京・両国国技館で行われたプロレス・イベント「INNOKI BOMBA―YE2013」でデビューした。当時、19歳の中国人留学生だった。  
 190センチ、95キロの恵まれた体格で「中国4000年の逸材」と称された。IGF代表のアントニオ猪木氏(参議院議員)も大きな期待を寄せる。2012年5月、IGFは上海に格闘技イベント興行団体「上海愛武」を設立した。中国での本格進出を進めていた。  
 そうした中で上海に中国散打のチャンピオンがいるとの情報が入った。若くて体格もいい。将来有望なレスラーになる可能性があると評価され、スカウトされたという。  
 ワン・ビンにとって来日当初は慣れないことばかり。しかし、サポートしてくれた関係者の期待に応えようとデビュー戦を戦い、白星を飾った。  
 現在の目標は「一生懸命修業を続けて、強くて人気のあるプロレスラーになること。中国プロレスを普及することだ」という。  
 なおこの試合は7日午前2時30分から3時30分までフジテレビジョンで放送された。今後のIGFの試合の予定は7月30日福岡国際センター、8月には東京で予定。10月13日には愛知県体育館、12月31日に東京両国国技館で予定されている。  
 
 
写真  
アントニオ猪木氏  
ワン・ビン(右)と黄実さん  

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