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李文培の水墨・京劇人物劇画展
2014-08-07 12:55:35   From:   コメント:0 クリック:

 2014年7月19日、中央国家機関美術家協会と国芸美術館が主催する「宣紙上の国粋――李文培水墨・京劇人物劇画展」が北京国芸美術館で

 2014年7月19日、中央国家機関美術家協会と国芸美術館が主催する「宣紙上の国粋――李文培水墨・京劇人物劇画展」が北京国芸美術館で盛大に行われた。開幕式で中国中央テレビ局の有名なキャスター岑伝理氏が司会を担当し、国芸美術館の館長王清傑は開会の挨拶をした。 

「宣紙上の国粋」を再現
式典に各界の著名人六百人

 王清傑館長は画家李文培氏を詳しく紹介し、作品展の開催に感謝の意を伝えた。戴沢、王同仁、喬林生、劉曦林、董玉竜、任暁凡女史、岑伝理、黄齊国、劉連倫、李宏女史、蔡成剛、楊維民と成星など、各界の著名人をはじめ600人あまりが式典に参加し、今回の作品展に極めて高い評価を与えた。
 李文培氏は写意水墨画の技法で国粋京劇人物劇画の芸術性を表現した。特に墨と筆さばきによる線は独特な表現力で京劇人物の外見と表情を生き生きと描き、心と体をひとつのものにする。
 この二つの芸術は文化面から中国の国粋京劇が人々に外在する造形の美感を与えるだけではなく、筆と墨の芸術的表現法から人物に内在する思想の深さを上手く描写し、二つの芸術の外見と中身を結び付け、芸術が人々に視覚上および精神面との二重の衝撃と感動を与えることを完璧に表現した。
 今回展示された30数点の作品はいずれも李文培氏がここ2年間で制作した逸品で、京劇と水墨の二つの国粋の結合への探求を表現する。強烈な時代感があり、芝居を濃縮する一方、水墨の詩性と語彙の魅力を感じさせ、きわめて存在感のあるオリジナル作品である。

視覚・精神面の衝撃と感動
中華民族の伝統芸術発展を

  李文培氏はこの絵画展のために大きいサイズの代表作「三岔口」を発表した。作品は、2人の人物が暗闇で格闘する場面を描いている。
 李文培氏は白と黒の対比を描写することに念を入れ、驚きと恐怖の表情、更には自信に満ちた表情を描く。絵の全体は安定感のある三角形の構図で描かれ、2本の兵器が左右・上下対称で、三角形の底辺を構成している。安定した中に不安定な要素があることを表現し、人物は生き生きとしていて非常に感動的である。
 今回の作品展は、国粋京劇人物を中国画の形式で完璧に表現するという新境地を照らし出した。マクロ的視点から美学理論に共通した性質を表現し、芸術の互換性を体現している。
 それが観客に新しい認識と芸術的な感覚を与え、知恵と力を出し合って共に中華民族の輝く伝統芸術の発展と繁栄に積極的に貢献することを目指させる。
 (日中文化スポーツ協会)


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