「2012ベストファーザー イエローリボン賞」贈賞式を開催
2012-06-22 12:23:29 From: コメント:0 クリック:
達曽岩手県知事、サッカーの中村俊介さんら7名を選考
歌舞伎の中村勘九郎さん、親子2代で「ベストファーザー」に


さる6月6日、都内パレスホテルにおいて、「2012 ベストファーザー イエローリボン賞」の贈賞式が行なわれた(後援:経済産業省、文部科学省)。各界から招かれた300名を越える来賓が見守る中、政治、経済、学術・文化、芸能、スポーツの各部門から「ベストファーザー イエローリボン賞」にふさわしい「お父さん」たちが壇上に並んだ。今回、受賞したのは政治部門では岩手県知事の達曽拓也さん、経済部門では大同生命保険の代表取締役社長である喜田哲弘さん、学術・文化部門からは歌舞伎役者の中村勘九郎さん、芸能部門からは俳優の田辺誠一さんとタレントの恵俊彰さん、そしてスポーツ部門ではサッカー選手の中村俊輔さん(横浜Fマリノス所属)の6名で、また今回、「特別賞」としてイタリアのピッティ・イマジネ社のCEOであるラファエロ・ナポレオーネさんが2012年のベスト・ファーザーに輝いた。なお、当日はお父さんの似顔絵・作文コンクールのうち「文部科学大臣賞」者への贈賞も行なわれ、似顔絵は市川菜琴(なこと)さん、作文は河村茜音(あかね)さんが賞状を受け取った。
6月6日、バレスホテルに設けられた特設会場内には、各界から招かれた来賓が、そして数多くのメディアがその時わ待っていた。今回で31回を数える「2012 ベストファーザー イエローリボン賞」その贈賞式が賑々しく開催された。
その年の最も素敵な「お父さん」に贈られるイエローリボン賞は、毎年6月の第3金曜日「父の日」を記念し、父親に対する感謝、応援する気持ちを黄色いリボンで表す「黄色いリボンキャンペーン」の中心的イベント。1982年、一般社団法人日本メンズファッション協会、日本ファーザーズディ委員会が展開している「家族の絆を見つめなおす」「社会の最小単位である『家族』から日本を明るくする」という主旨でスタートした記念行事。
「ベスト・ファーザー」の選考基準は「明るく楽しい家庭作りをしている」「厳格なしつけをしている」「子ども達の良き理解者、良き教育者」「社会の福祉に貢献し、素敵な父親像をアピールしている」人々に贈られている賞。同イベントでは平行して「お父さんの似顔絵、作文コンクール贈賞式」並びに「父の日認定商品」「父の日告知販売ツール発送」となも行なっている。
昨年30回の開催を契機に、「今一度原点に還る」こととし、同イベントでは毎年の「父の日のテーマ」についても選考を開始した。今回選ばれた言葉は「家族で話をしよう」。様々な問題をを抱える現代社会において、明るく逞しく家族を支えるお父さんに期待する思いを込めて選考した、という。
「父の日」は1909年、アメリカ・ワシントン州に住むジョン・ブルース・ドット夫人が男手一つで自身を育ててくれた父親に感謝し、父親を称える日を「母の日」と同じように設けてくれるよう、「聖職者同盟(牧師協会)」に嘆願したことが始まりとされているイベント。
今回受賞したのは、政治部門では岩手県知事の達曽拓也さん、経済部門では大同生命保険の代表取締役社長である喜田哲弘さん、学術・文化部門からは歌舞伎役者の中村勘九郎さん、芸能部門からは俳優の田辺誠一さんとタレントの恵俊彰さん、そしてスポーツ部門ではサッカー選手の中村俊輔さんの6名。
政治部門で受賞した岩手県の達曽知事は、1996年に外務官僚を辞し、当時1歳の息子さんと一緒に故郷である盛岡へと戻ると衆議院議員に当選。07年には岩手県知事となった達曽知事は、昨年の大震災後、職員全てに「人に優しく、志は高く」と訴えて再生に尽力、「こどもたちが元気になれば、大人も元気になれる」と特に教育現場の復旧に尽力してきたことが高く評価された、という。
経済部門で受賞した喜田社長は、大同生命保険は「日本の明日を支える中小企業を応援」を旗印に「社員を家族と思う」経営を心がけているといい、仕事と同じくらい大阪で暮す家族との時間を大切にされていることが受賞の決め手となった、と紹介された。趣味のヨットを通じて、子ども達に独自の教育を行なってきたことも高く評価された。
学術・文化部門で受賞した中村勘九郎さん。昨年、男の子を授かった中村さんは今年2月、先代「勘九郎」を襲名した。父親である中村勘三郎さんから伝えられた「自分に、『芸』に厳しい教育」を今度は自身の子どもへと伝えている、という。また1991年、父親である中村勘三郎さんが同賞を受賞しており、今回、親子2代の受賞であることも紹介された。
芸能部門からの受賞者2名のうち、田辺誠一さんは、「『ペアレント』は、男女のペアが天から子どもをレント(借り受け)し『育てさせてもらっている』立場」「家族は常に努力して作り上げていくもの」と語るなど独自の教育哲学で子育てする姿勢が高く評価された。、また同じく芸能部門から選ばれた恵さんは3人の子どもの父親。自身を「典型的な子離れできない父親」と分析する一方、九州出身で頑固だった自身の父親の姿を踏襲、容赦ない雷親父であることも自認している、という。
スポーツ部門で選考された中村俊輔さんは4人の子どもたちのお父さん。家では家族に、フィールドではサッカーに全力で向き合うことをモットーに、自宅では奥さんのサポーターとして日々忙しく過ごしている、といい、「いざという時」に「的確な言葉をかける、手を差し伸べることで、道を作ってやれる父親」を目指しているという。
同イベントでは、記念となる賞状、トロフィーに加え、ひまわりの花束も贈呈され、会場内からは受賞を祝う暖かな拍手が壇上のお父さんたちに贈られた。
なお、特別賞はかねてからFDCが懸案していた「世界には様々な素晴らしい父親がいる」「国境を越えて多くの父親と合いたい」との思いが結実したもの。同賞を受賞したラファエロ・ナポレオーネさんは国際的なファッションフェアを組織するピッティ・イマジネ社の代表で、今回贈賞式には映像のみの参加。会場には代理として同社の平林聖子さんが登壇した。
熱に関連する単語の検索:
前の記事:日中国交正常化40周年記念シニアモデルファッションショー
次の記事:「2012中国山東省聊城(東京)重点産業懇談会」を開催
分享到:
收藏

コメントのランキング
- ·山形から世界へラジオ配...(2)
- ·女優・王メイ子さん 日...(1)