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豊道春海中国個展50周年記念 豊道三代書道展を開催
2014-10-30 16:51:06   From:日中新聞   コメント:0 クリック:

 さる10月14日から17日にかけて、都内港区にある東京中国文化センターにおいて、「豊道春海中国個展50周年記念 豊道三代書道展」が開かれ



 さる10月14日から17日にかけて、都内港区にある東京中国文化センターにおいて、「豊道春海中国個展50周年記念 豊道三代書道展」が開かれた(天台宗・比叡山延暦寺・文部科学省・外務省・文化庁・中国大使館・讀賣新聞社・毎日新聞社・全日本書道連盟・読売書法会・(公社)日本中国友好協会・日本中国文化交流協会・全日本華人印社・全日本華人書法家協会)。
 書の大家である豊道春海(ぶんどうしゅんかい)氏は、今から56年前、まだ国交が回復していない中国に渡り、故宮奉先殿において「和平友好」を揮毫。50年前には北京・上海・広州の3都市を巡って個展を開催、観客数33万人を集めた伝説的な書の大家。また春海氏の子息である印南渓龍氏も「読売新聞」の題字をはじめ、多くの「記憶に残る」書を残してきた。
 今回、春海氏、渓龍氏、そして春海氏の孫である豊道渓峻氏の「作品」を一同に会した作品展が開かれたもので、14日に開かれた開会式は、豊道渓峻氏による「無塵」の揮毫でスタートした。

香港コンテンツ・エンターテインメント産業セミナー

 10月22日、都内お台場にあるホテル日航東京において、香港貿易発展局ならびに公益財団法人ユニジャパンの主催で「香港コンテンツ・エンターテインメント産業セミナー~日本・香港間の新たな連携モデルの構築へ~」と題するセミナー、パネルディスカッションが開かれた。
 「金融・貿易・物流」。香港が強みを発揮している「産業」の一端だが、同セミナーでは加えて強みの一つとして「コンテンツマーケット」「エンターテインメント産業」を掲げる。当日は主催側を代表して香港貿易発展局・日本主席代表である吉田茂美氏が挨拶したほか、独立行政法人中小企業基盤整備機構の増山善一理事、香港国際映画祭名誉事務局長であるフレッド・ワン氏、一般財団法人さっぽろ産業振興財団の福井知克専務理事、スタンド・エンターテインメント株式会社の西村真司代表取締役らが講演を行なった。
 また、城西国際大学教授でキネマ旬報顧問である掛尾良夫氏をモデレーターに迎えパネル討論会も開催、日本が世界に発信する「コンテンツ」とマーケットとの連携、他産業へのシナジーなどについて熱心な話し合いが行なわれた。なお、同セミナーではその後、会場を移してレセプションパーティも開催された。

広がる香港の日本コンテンツ
「和食」から「和室」に発展

 10月後半の東京都内は、映像コンテンツの国際見本市(TIFFCOM2014)、あるいは「東京国際映画祭」の開催もあって、世界中から映像監督や著名な俳優・女優、コンテンツビジネスのバイヤーが集う。10月22日、都内お台場で開催された、香港貿易発展局と公益財団法人ユニジャパンによるセミナー「香港コンテンツ・エンターテインメント産業セミナー~日本・香港間の新たな連携モデルの構築へ~」もそうしたニーズをキャッチアップしての催しだ。
 セミナー冒頭、主催団体を代表して登壇した香港貿易発展局の吉田茂美日本主席代表は挨拶の中で「香港と日本のコンテンツビジネスにおけるコラボセミナーは毎年恒例となった。主旨はこの1年間、香港のコンテンツ、フィルム産業でどのような進展があったか、とりわけ『香港国際映画祭』、『香港フィルマート』には日本からも多くの方々が参加され、新たな展開があった。是非皆さんにお届けすることも目的の一つ」と話す。
 挨拶の中で吉田日本主席代表は「日本と香港間の最近の貿易の変化と、現在の社会情勢の変化は決して無関係ではない、とパネラーから指摘されるかも知れない」「香港が受け皿となる形での日本からの文化輸出が急速に発展している」「例えば和食の水産物。日本の農水産物輸出、その第一次仕向け地として香港は大きな存在」「和食を紹介しているのが日本のアニメやコミック。最近は『和食を自身の家で食べたい』という『和室』ブームに広がっている」「2013年に進出したらーめん店。日本の『個食』文化を輸出して大人気となった」「今最もヒットしているのはアニメ『進撃の巨人』。世相を表している、と新聞などでも報じられていた」「日本の若者が作り出す文化、日本の地方が発信するコンテンツ。香港で急速に拡大している。その需要を喚起しているのは香港の中間所得者層といわれる」「昨年、香港から日本へは75万人が訪れた」「日本を訪ね、豊かさを知りかえった香港の人々を追って、日本企業が香港市場を目指す、という動きが拡大している」と語った。
 続いて、会場内では独立行政法人中小企業基盤整備機構の増山善一理事から基調講演として「クールジャパン事業におけるコンテンツ産業の取組」が話された。
 また香港国際映画祭名誉事務局長であるフレッド・ワン氏、一般財団法人さっぽろ産業振興財団の福井知克専務理事、スタンド・エンターテインメント株式会社の西村真司代表取締役らが講演を行なったもので、フレッド・ワン氏は「香港企業の目指すコンテンツ産業の新たな連携」。福井専務理事からは「コンテンツ特区札幌が提供する新たな連携モデル」。そして西村社長からは「香港フィルマートでの日本のインディペンデント番組・映画のセールス実例」と題する講演が行なわれた。
 会場内ではその後第2部として、モデレータに城西国際大学教授でキネマ旬報顧問である掛尾良夫氏を迎え、スピーカーには今セミナーで講演を行なった各氏へ、北海道放送株式会社の田中正人ライツ・コンテンツ部長が参加。計5名による熱心な意見交換が行なわれた。
 その後、同セミナーでは会場を移動してレセプションへと移行。200名を越える参加者が出席する中、情報交換や交流活動に花が咲いた。

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