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『We Love Hokkaido』北海道倶楽部第51回交流イベント
2014-11-24 18:08:33   From:日中新聞   コメント:0 クリック:

松田昌士会長『We Love Hokkaido』北海道キャンペーン北海道倶楽部第51回交流イベント さる10月28日、都内・明治記念館に


松田昌士会長


『We Love Hokkaido』北海道キャンペーン
北海道倶楽部第51回交流イベント

 さる10月28日、都内・明治記念館において公益社団法人 北海道倶楽部の主催で第51回となる「交流イベント『We Love Hokkaido』北海道キャンペーン」が開催された。
    ◇ ◇
 「北方領土返還運動」や「ふるさと納税キャンペーン」の推進、「北海道新幹線早期実現」など公益キャンペーンを推進してきた北海道倶楽部。

 恒例となった秋の「交流イベント」も今回で51回を数える。同倶楽部は今年1月6日、「公益社団法人」へと移行した。イベント当日は、北海道経済・社会のますますの隆盛を目指し、多くの人々が会場に詰め掛けたもので、登壇した同倶楽部の松田昌士会長は場内に向けて改めて感謝の言葉を述べた。

 北海道倶楽部は1927年、新渡戸稲造氏ら北海道に縁を持つ首都圏在住者を中心として「北海道の開発と発展」を目的に創設された任意団体。1966年に社団法人化。そして今年1月6日に公益社団法人へ移行、より公益に資する団体として各種キャンペーンを推進している。

 同倶楽部の「事業」は
 ①北海道などのための広報活動(広報誌「北海道NOW」の発行やHPによる情報提供ほか)
 ②北海道などが主催・共催・後援する地域活性化事業の支援活動
 ③北方領土返還運動・北方領土隣接地域振興対策協議会への支援、北方領土ノサップ岬マラソン大会、北方領土返還の各種イベントへの参加・協力
 ④北海道への「ふるさと納税などの寄付運動」「ふるさと納税推進のためのギフトカタログの贈呈」「ふるさと北海道応援大使館員証の交付・感謝状贈呈」の実施
 ⑤北海道新幹線早期実現運動の推進(推進バッチの頒布、キャンペーン活動の推進ほか)
 ⑥倶楽部の目的と関係のあるテーマでの講演会開催
 同倶楽部の活動の一つが、毎年秋の恒例となった「交流イベント『We Love Hokkaido』北海道キャンペーン」。

 昨年、節目となる50回の交流キャンペーンを開催した北海道倶楽部。今回は今年1月6日、「公益社団法人」への移行を果たし、心機一転、51回目の交流イベント開催となったもの。
 大勢の会員、関係者が入場していく会場内では、「歌うバイオリニスト」として有名な清野百香さんがウェルカムソングを披露していた。
 (協賛:北海道新聞社、毎日新聞社、北海道放送、札幌テレビ放送、北海道テレビ放送、北海道文化放送、テレビ北海道、北海道ふるさと会連合会)
今年1月公益社団法人へ移行
産業と経済、観光などを推進

 交流イベントは、同倶楽部の西村守正会長による開会の辞に続いて、来賓を代表して国土交通省より池田潤大臣官房審議官、北海道東京事務所の浦本元人所長、東日本旅客鉄道・東京駅長である江藤尚志氏らが次々に登壇、北海道経済の進捗状況や、自身と北海道との係わり、北海道倶楽部による各種交流イベントの成功を祝った。江藤駅長は「実は私、この6月24日に、東京駅長を拝命した。松田会長とはご縁が深く、その関係で北海道倶楽部正会員でもある」「東京駅は今年12月20日で100周年記念。駅内では様々なイベントが催されており、姉妹駅であるオランダ・アムステルダム駅、ニューヨークのグランドセントラル駅の駅長さん方をお招きし寿ぐ予定」「アイヌの言葉で『イランカラプテ』。北海道でのおもてなしのキーワードと聴く。私どももその言葉を持って、北海道からのお客様を『おもてなし』の心でお迎えしたい」と語った。
 続いて、北海道倶楽部の松田昌士会長が登壇、満場の会場内に向けて挨拶した。
 松田会長は「今年も大勢お集まりいただき真にありがとうございます」と感謝の言葉を述べると、「今年6月7・8日、知床で日本ユネスコ協会の大会が開かれた(第70回日本ユネスコ運動全国大会)。ちょうど同じ日、北方領土返還運動を開催された。全国から670名の方々を集り、一緒に気勢をあげた。韓国から30名強、中国から11名が参加され、交流を深めた」と語り「改めて感謝申し上げる」と続けた。
 また松田会長は「このほど、9日間でマケドニア、ウィーン、ベルリン、パリと回ってきた。各都市で平和を求める活動が巻き起こっている。我々も少しでも役立つことができれば、と思う」「我々も希望を持って、スクラムをくんでいけば、きっと良いことがが起こる、と思う」と語った。
 その後、壇上では「ふるさと納税などの寄付者に対する感謝状贈呈」へと移行。2名の贈賞者に向け小池明夫副会長、岡村進副理事長が賞状を贈った。
 乾杯の音頭は同倶楽部の村上隆男副会長(サッポロホールディングス会長)が発声したもので、村上副会長は「皆さんも喉が渇いているのでは(笑)」と会場内の雰囲気を暖めると「私どももビール会社として今年で138年。私どもも北海道で取れる良い食材ともにビールを作り続けてきた。再来年には140周年。北海道の美味しい食材が益々美味しくなるビールを提供できるよう頑張っていきたい」と語り、高らかに「乾杯」と唱えると、会場内では村上副会長につづいて唱和する声が響いた。  

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