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高橋宣光さん 本国ディズニー公認アーティストに
2012-07-11 10:42:08   From:篠原功   コメント:0 クリック:

 2012年本国ディズニー(ディズニーファインアート)で日本人初の公認アーティストに選ばれた人がいる。アーティストの高橋宣光さんだ。




 2012年本国ディズニー(ディズニーファインアート)で日本人初の公認アーティストに選ばれた人がいる。アーティストの高橋宣光さんだ。簡単に言えば「あなたの世界観でミッキーやミニーを自由に描いていいよ」というお墨付きをもらったと解釈してよい。何とこのディズニー公認アーティストは世界にたった30人ほどしかいない。そんな快挙を成し遂げた高橋さんにアーティストライフを聞いた。

 高橋さんはもともと日本国内でディズニー関連の仕事に携わってきた。そこでディズニー作品を集めたファイルやオリジナルの美人画のファイルを本国ディズニーに送ったところ、それが高く評価された。さらにディズニーファインアートの関連会社にも同じファイルを送ったところ、同社の社長が直々にメールをもらい、公認アーティストとして認定を受けたという。
 「同社の社長の話では、私の作品はディズニーキャラクターと美人画を融合させ、独自の世界観を表現したということで高く評価されたようです。このような世界観は初めて体験されてようで、それが認定を促したのだと思います」と高橋さんは振り返る。
 高橋さんの作品制作では、手書きを基本としている。そこに墨や金箔を自然な形で導入するという。そのことによってミスマッチのような面白い作品が出来上がる。
 「原画にさまざまなものを入れこむことによって表情が変わってきます。そのことによってオリジナリティを出すよう心がけています。どちらかというと現代アート的な作品づくりをします。作品を理論立てて鑑賞された方が、作品を鑑賞しているうちに理論を超えて考えていただくようになります。そのきっかけになればと思っています」という。
 つまり、作品鑑賞を通じて鑑賞者も作品制作に携わるという参加意識が働く。したがって画風もリアルだけを追求したものではないという。
 「鑑賞者は作品を鑑賞した後に、何らかの余韻を残していただきたい。そんな鑑賞者の気持ちを意識して描いています。手書きの原画も筆のタッチがわからないように描きます。洋画は筆のタッチを活かすように描きくことが主流ですが、私の場合は日本画の描き方に似ているかもしれません」と高橋さん。
 こうした描き方が今回の認定にあたって高く評価されたようで、その作品から波動やエネルギーが伝わってきたと感想を述べられたという。

 「したがって私はこうした作品制作で、いかにそのようなものを鑑賞者に発信できるかに力を注いできました。したがって常に鑑賞者に強いインパクトを与える作品を心掛けています」という。こうした渾身の作品創造の蓄積が本国ディズニーを動かしたともいえよう。
 ウォルトディズニーカンパニーは地球上で最大のエンタテイメントビジネスを手がけているグループだ。このグループは大リーガーやテレビ局などの一大ネットワークを形成している。当然、展開商品も膨大なものになる。ディズニー公認アーティストとして高橋さんはこの世界で存在感を大いに発揮していくことになるだろう。
 ディズニーファインアートは、全世界で最もディズニー関連のコンテンツやキャラクターについては厳格な基準を持った会社だ。本来はディズニー作品を描くときは微塵もキャラクターデザインを変えてはいけないが、高橋さんの場合は独自の画風を織り交ぜ、ある程度自由に描いてもいいよという許可をもらったことになる。
 例えば「眠れる森の美女」に登場するマレフィセントはオーロラ姫に呪いをかける魔女。彼女はドラゴンに変身しても頭髪の2本の角はなくならない。その角に少々手を加えるということは許されている。もちろん許容範囲はあるわけだが、高橋さんはその範囲内で自由にディズニーキャラクターを描くことができる。日本人でただ一人、それを許されたアーティストとしていま大きく注目されている。
 なお、高橋さんは1966年に東京都生まれ。17歳の時に池袋西武デパートで2人展を開催。18歳の時に吉祥寺で個展を開く。多摩美術大学卒業後、1987年に渡米(ニューヨーク)し、グラフィックデザイナーとして広告等のイラストを手掛ける。
 1990年にマンハッタン・ソーホーのベネデッティキャラリーで作品発表。その後、帰国してフリーのアーティストとして活動を始める。特に版画家の池田満寿夫氏、アートディレクターの鈴木八朗氏など錚々たる著名アーティストたちから高く評価された。
 2009年に㈱竹書房から「艶剣客」を発売。翌年にはこの作品が全10巻を突破。新東宝㈱で映画化第1弾。2011年に全15巻が完結し、累計30万部を突破し、新東宝から映画化第2弾を実現している。今年、本国ディズニー(ディズニーファインアート)で日本人初の公認アーティスト契約を締結した。

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