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「2014 中国天津市輸出商品展示会」が東京で開催
2014-12-26 16:04:49   From:   コメント:0 クリック:

東京国際フォーラムで日本企業と商談
魅力ある日本市場向けて高品質な製品続々と
食品・医薬品・仏具・省エネ機器など多岐に

 さる12月10日、都内千代田区にある東京国際フォーラムにおいて、中国国際貿易促進委員会天津市分会ならびに日本商工会議所の共催で「2014 中国天津市輸出商品展示会」が開かれた(協力:国家級天津西青経済技術開発区、日本天津経済発展促進会、日本貿易新興機構)。2006年、大阪への初開催以来、8年間にわたって大阪を舞台に毎年開かれてきた商談会で、多くの日本企業と商談を行なってきた。今回、初めて「東京」で開催されることにった。会場内には天津市から20社を越える企業が日本市場への進出を目指してブースを構えたもので、扱う品物は食品・飲料をはじめ、衣料、軽工業品、医薬品、機械・設備など多岐にわたる。
◆◆
 12月10日、都内有楽町にある東京国際フォーラム。D棟7階にあるホールが今回、中国国際貿易促進委員会天津市分会が主催する商談会「2014 中国天津市輸出商品展示会」のメイン会場だ。
 会場内に入ると、多くのブースで日本のバイヤーを受け入れる準備が進んでいた。今回、天津市から同商談会に参加した中国企業は20弱。初めての東京での商談会開催、そして日本市場で競争力を発揮できる有力ブランド企業の選定で準備を要したといい、参加した企業はいずれも高い品質を誇る、という。
 商談会のスタートに当たり、会場内では協力団体を代表して「日本天津経済発展促進会」の孟慶祥会長がマイク前にたち挨拶したほか、今商談会の主催者で天津から訪日代表団を率いる中国国際貿易促進委員会天津市分会の魏娜さんが挨拶した。魏氏は「東京で初となる商談会の開催。是非とも皆の力を結集して成功させましょう」と語ると、「2014 中国天津市輸出商品展示会」がスタートした。
 会場入り口で配布された日本語で書かれたカタログを見ると「日本のマーケットに相応しい製品を提供できる企業が集まった」と紹介していた。
 元々、日本国内での「天津」ブランドの知名度は高い。「天津甘栗」や天津すだれは古くから多くの日本人に知られ、長年親しまれてきた商品の一つ。
 今商談会では、バラエティに富んだ企業が集まった。食品、紡績、医薬品、靴、ファッション、スポーツ用品、軽工業品、自動化機械や環境保全機器、省エネ設備などなどその品揃えは多岐にわたる。
 面白いところでは日本式の「仏具」、祭壇や柩の製造・販売を行なっている企業もあって、日本市場のリサーチが相当進んでいると感じられた。
 今回、代表団を率いて来日した魏娜さんは「東京での(商談の)感触が良ければ、来年も是非東京で商談会を開催したい」と語った。

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