深見東州氏 新春 ジャズの一人祭典！
2015-01-22 15:29:38   From：日中新聞   コメント：0 クリック：

進撃の阪神  深見東州氏   新春 ジャズの一人祭典！

アンコール曲を入れて全28曲
お馴染の名曲にすっかり陶酔！

　オペラ、ロック、演歌、能まで多彩な才能を爆発させ幅広いジャンルに挑み続ける進撃の阪神　深見東州氏がジャズのワンマンショーを開いた。１月15日午後６時半から中野サンプラザホールで挙行された「新春　ジャズの一人祭典！」。トランペット、テナーサックス、ギター、キーボード、ピアノ、ベース、ドラムで編成した「ゴムバンド」（？）をバックにお馴染のオヤジギャグ満載のトークを交えながらアンコール曲を入れて全28曲（約３時間）を披露した。満員の客席はテンコ盛りのジャズナンバーに大満足。名曲の数々にウットリと酔いしれた。
　ステージはデューク・エリントン楽団の演奏で大ヒットした『Take the A train～Ａ列車で行こう～』で始まった。軽快なリズムで歌い終えると、すぐさまバンドメンバーを一人ひとり紹介した。この展開には会場は意表をつかれた。「ジャズは真面目に聴くものではない。心地よいという感覚で聴いてほしい」と注文をつけると、ナット・キング・コールの歌唱でヒットした『It’s only a paper moon』を歌う。「ジャズはスイング。リズムに身を任せ、アバウトに歌うのがジャズ。『ゴムバンド』だから、柔軟です。なんでもやります」とバンドを称える。
　といってもバンドメンバーは60代が主流。のっけから勢いをつけようとスタッフに指示してメンバー全員に栄養ドリンク『ユンケル皇帝液』を配って会場を笑わせる。これもジャズを自由な雰囲気の中で楽しむ心配りとか。『Fly me to the moon』『La Vie en rose（バラ色の人生）』と続ける。バラ色の人生では「バラ族の人生ではないよ！」と笑いを誘い、次いで『Besame mucho』『キサス・キサス・キサス』とラテンナンバーを２曲披露する。
　さらに『I left my hart in San Dransisco』『Moon river』『Misty』『As time goes by』『Unchained Melody』『Love me tender』をトークを交えながら歌う。この日、深見氏は少々風邪気味なのか、咳き込んだり、鼻水を拭いたりで何かと忙しい。水を頻繁に補給し、喉を潤す。しかし、ソフトで甘い歌声は健在。心地良く耳に響く。

 
ギャグ満載の面白トーク、歌声は健在
世界のミュージシャンの「お墨付き」
 
　グラミー賞受賞のレジェンド・シンガーのマイケル・ボルトン氏が「一度聴くだけで半田氏（深見氏）が歌うことをどれほど愛しているかがすぐわかる。その圧倒的な美声、卓越した歌唱力、幅広い声域と歌にかける情熱は音楽を愛する数多くの人々を魅了するだろう。私は半田氏の大ファンである」と絶賛すれば、『ディープ・パープル』『レインボウ』の元ヴォーカルのジョー・リン・ターナー氏も「初めて半田氏の歌を聴いたとき、深みのある豊潤な声と完璧な音程に驚嘆しました。じっくり聴くと、彼の歌詞とメロディーに込める深くて繊細な情感が伝わってきます。それはまさに彼が『本物の歌手』である証だと思います。彼は歌い手に必要な要素をすべて融合し、一つひとつの歌を本来歌われるべき表現でリスナーに届けます」と高く評価する。それだけに少々のアクシデントもものともしない。彼らが評価するように深見氏の独特の歌声は健在だった。
　この後も『You are my destiny（君は我が運命）』『Shadow of your smile（いそしぎ）』『ベッドで煙草を吸わないで』『Mona lisa』『Summerti
me』『It's A Sin To Tell A Lie（嘘は罪）』『Autum leaves（枯葉）』『Some enchanted evening（魅惑の宵）』『Love Is a many splendored thing（慕情）』『What a wonderful world（この素晴らしき世界）』をさまざまなエピソードを交えながら次々と披露。最後は『ひょっこりひょうたん島』『アニメ主題歌ジャズメドレー（ルパン３世→ガッチャマン→マジンガーＺ）』をジャズ風にアレンジして披露した。
　アンコール曲は会場の期待に応えて『聖者の行進』『ダニーボーイ』『オーソレミオ』『聖者の行進』『Tennessee waltz』の大サービスで締めくくった。