「日中魂の響き~中国現代美術作品展」
2015-04-21 20:06:11 From:篠原功 コメント:0 クリック:
NPO法人国際文化交流機構
一般社団法人日中交流協会
中国社会経済文化交流協会
「日中魂の響き~中国現代美術作品展」
「日中両国が一つになり、美術
作品の美しさと感動を共有しよう」
「日中両国が一つになり、美術作品の美しさと感動を共有しよう」――内閣府総理大臣認証NPO法人国際文化交流機構、一般社団法人日中交流協会(理事長・会長:黄実)、中国社会経済文化交流協会(秘書長:趙トン)は4月21日から24日まで日中友好会館美術館で「第一回日中魂の響き~中国現代美術作品展2015」―中国の夢・赤子心―国際文化芸術交流巡回展を開催した。期間中、中国著名書画家11名の作品約40点を展示、多くの中国書画ファンで賑わった。なお、21日午後3時半から開幕式が開催された。訪日団をはじめ、中国大使館、日本の政界・友好団体から多数の来賓が出席し、作品展の成功と日中文化交流の促進を祈念する挨拶を述べた。
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国際文化交流機構は、外務省認定事業として2007年「日中文化・スポーツ交流年」―日中国交正常化35周年記念と2012年「日中国民交流友好年」―日中国交正常化40周年記念イベントを成功させた。今回の作品展は日中文化交流事業の一環として、言葉の違いを乗り越えて日中両国が一つになり、美術作品の美しさ、感動を共有しようという趣旨で開催されたもの。
特に今回のトピックスは、著名表演芸術家の趙丹氏生誕100周年を記念して同氏の娘であり、中国著名舞踊家・画家の趙青さんが訪日団代表団長として来日し、脚光を浴びた。理事長・会長の黄実氏も「この作品展は中国現代美術の素晴らしさが日中両国の人民の心に届くようにとの願いを込めて企画。早い段階から準備に力を入れ、万全の態勢で臨んだ。日中文化交流・協力が大きく進む中、今後もますます両国の相互理解の増進及び友好関係の円満な発展を願うものです」と語っていた。
開幕式で挨拶に立った理事長・会長の黄実氏は、多くの来賓をはじめ、日中の友人が参加したことに感謝するとともに安倍晋三首相夫人の安倍昭恵さんからも作品展開催を祝うメッセージが届けられたことを紹介するとともに、26年という長きにわたって日本に住み、16年前に国籍も取得したことを披歴。「日本と中国の両方が祖国であり、今日は両方の国が好きだという多くの人たちが集まり、感謝している。これからも日中の懸け橋となって活動をしていきたい」と決意を述べた。
趙青さん「両国人民の相互理解願う」
また、後援の中国大使館の郭燕公使は、今回の作品展が順調に開催されたことに「喜びを申し上げたい」と前置きし、「著名表演芸術家の趙丹先生生誕100周年記念の一環として娘さんで中国著名舞踊家の趙青さんを迎えての作品展は文化交流を深めるという点で大変意義がある。11名の中国の著名書画家の現代書画・芸術をよりよく理解することを望んでいる。文化交流と往来の重要な役割を果たし、両国の相互理解を前進させるという意味においても大変有意義である」と称えた。
また、民主党前代表の海江田万里氏は、「中国現代美術作品展の開催を心から喜んでいる。特に趙青女史がわざわざ日本に来られたことを心から歓迎する。展覧会の成功を心からお祈りしたい」と述べ、元総理の鳩山由紀夫氏は「ここにいらっしゃる皆さんは日本も中国も大好きという方々。中国の美術作品を鑑賞されて、日中間の距離がもっともっと近づくことを願っている。芸術で政治の溝を埋めてくれると確信している」と述べた。
さらに参議院議員で日中友好会館会長の江田五月氏は、「日中の文化交流にために美術館を使っていただいてありがとう。日中の展覧会のためにこんなにたくさんの人たちが集まったのは初めて。団長さんをはじめ、皆さんの来日を心から歓迎する。必ず大成功すると確信している」と述べた。
また、訪日団代表団長の趙青さんは、自身が79歳であることを明かし、「半世紀生きたことになる。黄実さんをはじめ、作品展開催に尽力してこられた皆さんにお礼を申し上げたい。かつて父が訪日した時に日本の有名な映画俳優たちと親しく交流した。父は日本を大変気に入り、遺骨は中国と日本の両方に納めている。私はかつて舞踊家として日本を訪れ、今回は画家としてあらためて東京の土を踏んだ。日本の皆さんから友情を受け取り、日本が大好きになった。芸術作品を通じて中日の文化交流が深まることを願っている。また、お互いに学び合い、両国人民の交流が進むことを祈っている。さらに両国人民の友好が永遠に消えないことを心より願っている」と述べた。
また、「中国人民は習近平国家主席のもとで『中国の夢』のために努力しているところ。両国人民の協力・理解・友好関係促進を願っている。父は『世界はみんな楽しく』ということを教えてくれた」と振り返り、盛んな拍手を浴びていた。
この後、テープカット、乾杯の発声などを行ない、美術館で作品の鑑賞会を行なった。また、魂のシンガー・彩Ahya(アーヤ)さんが中国の有名な歌『奇伝』を披露し、作品展に彩りを添えた。
出展者は次の通り。(敬称略)
中国著名舞踊家・画家 趙青(訪日代表団 団長)▽中国著名書法家:範舟▽中国著名画家:米金銘▽中国著名画家: 林躍▽中国著名画家: 徐嗚▽中国著名画家:邱白▽中国著名画家:周頴超▽中国著名画家:李玲▽中国著名画家:王継民▽中国著名画家:趙謝克坦茨▽中国著名法家:孔繁鉅
【写真説明】上からテープカット風景 黄実理事長・会長、郭燕公使、鳩山由紀夫元総理、海江田万里前代表、 江田五月会長、贈呈式、趙青さん、作品鑑賞会 魂のシンガー彩Ahyaさんも彩り添える。
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