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イカリ消毒、堤清二氏に報恩
2015-04-22 17:55:22   From:篠原功   コメント:0 クリック:

イカリ消毒役員の黒澤3氏が堤たか雄氏に記念品贈呈





詩人・作家・事業家 堤清二(辻井喬)氏との仁徳遺縁

害虫駆除最大手のイカリ環境
衛生事業グループ恩に報いる

創立55周年記念してセゾン現代美術館
堤たか雄代表理事に「記念品」を贈呈

 日本の害虫駆除最大手のイカリ環境衛生事業グループ会社が創立55周年を迎えた。その記念式典がこのほど「京王プラザーHote」で盛大に開かれた。多くの苦難を乗り越えて、日本最大手にまで成長した経緯を振り返りながら、55周年という一つの節目を迎えたことを慶祝し、新たな前進を誓いあった。なお、式典をはじめ、式典終了後も、同社発展で多大な支援があった財団法人セゾン文化財団と財団法人セゾン現代美術館を訪問、財団理事長だった堤清二氏(辻井喬・故人)と美術館代表理事を務める堤清二氏の子息の堤たか雄氏に、イカリ消毒代表取締役会長の黒澤眞次、代表取締役社長の黒澤敬、取締役副社長の黒澤秀行の3氏が恩返しの記念品を贈呈し、感謝の意を表わした。          
                                     ◆
 イカリ消毒㈱は1959年(昭和34年)に設立。資本金1億4448万円で、従業員数は769人(平成26年11ま月末現在)。年商は150億円を超える。代表取締役会長を黒澤眞次氏、代表取締役社長を黒澤敬氏が努める。
 東京都新宿区に本社を構え、大阪、日本橋にオフィス、千葉県千葉市に技術研究所、千葉県習志野市にLC環境検査センター、同市にエンジニアリングセンター、東京都新宿区に財団法人環境文化創造研究所。なお、営業所は北海道、東北、関東、甲信越、北陸、東海、近畿、四国、九州・沖縄エリアに多数の営業所を置く。

日中文武国際芸術研究学会・黄会長発明
新書体「行隷行魏書」の作品『縁』贈呈

 黒澤3氏から堤たか雄代表理事への記念品は、イカリ創立55周年を迎えたことを記念、今日に至るまでに堤清二や堤たか雄の両氏から多大な支援があったことに深く感謝して贈呈されたもの。記念品は書道作品『縁』(額装入セット済み。包装紙箱を開封して直ぐ壁に飾れる) 。
 この作品は黒澤経営者の依頼により日中文武国際芸術研究学会の黄教聡会長が発明したという新書体「行隷行魏書」(「行隷書」と「行魏書」の混和)で書いた。黄氏は『縁』という作品に『人生は出会い、全てが縁で繋がって縁の元』という意味を落款で込めた。黄氏は「満足いく作品を仕上げるのに格調高い文化芸術を一貫して重要視している。そのため100枚近くの作品を創作し、その中から厳選に厳選を重ねて1枚を選んだ」という。
 堤たか雄代表理事は、書道作品『縁』の記念品贈呈に感謝の意を述べるとともに自宅に飾り、いつも心に留めておくことを約束し、「父(堤清二氏)が引き継いだ中国との尊い文化交流の意志を家族として、また私個人としても引き継いで発展させていきたいと考えています」と決意を語った。
 また、堤たか雄代表理事はつい最近、父の堤清二氏の道を歩んで中国政府(主要友好団体)の要請招待により、約10年振りに念願だった日中文化友好交流の旅を行なった。
 堤たか雄代表理事は帰国後、イカリ消毒株式会社国際室の海外事業担当部長でもあり、日中文武国際芸術研究学会会長の黄教聡氏に「これから必ず頻度を上げて日中文化事業の友好交流で訪中を実施したいので、ご指導・ご協力を引き続きお願い致します」と今後の力添えを依頼した。
 その上で堤たか雄代表理事は「私は黄さんの真心と純粋で力強いご指導・ご協力とご縁に感謝します。また、黒澤眞次会長、黒澤敬社長、黒澤秀行副社長とのご縁に感謝します。これは全て父が重視して築いた仁徳(先ず相手の為に心からの協力言行)関係の遺縁で出来たものです」と感謝の意を表した。

施工中の大事故を契機に生まれ変わる
世界中に桜植樹、社員の資格4500種

 代表取締役会長の黒澤眞次氏は、終戦直後、6歳の時に母と満州から引き揚げ、祖父の住む栃木県藤岡市に居を構えた。まもなく満州から帰国した父とも再会、家族は一つになった。
 イカリ消毒を立ち上げたのは1959(昭和34年)年だが、4年ほどして危機存亡の大事故を引き起こした。1963年(昭和38年)に西武百貨店で施工中に社員のタバコの不始末から火災が発生。みるみるうちに燃え広がり、多数の重傷者や死者を発生させる火災事故を引き起こした。戦後最大のビル火災と騒がれた。
 当時、西武百貨店のオーナー・店長は堤清二氏。眞次氏は「刑務所に入って死んで詫びるしかない」と覚悟を決めて土下座して謝罪したところ、堤氏は「君たちはまだ若い。それに君たちの仕事は今後ますます必要とされるだろう。このような事故を2度と起こさないことを誓い、世のため、人のために頑張りなさい」と激励したという。
 この大惨事を契機に眞次氏は「知恵と技術の向上と絶対の安全を誓った」という。事故当時は業務上の資格の重要性を知らず、己の無知を痛感した。そこで資格の必要性を社員に説き、全社挙げて資格取得に力を入れた。いまでは日本資格王の眞次氏 (82の資格保持)等の努力により、全社員が合計4500の資格を持つ専門家集団となっている。
 「世のため、人のため」は次のような行動で具現化された。眞次氏の第二の故郷である藤岡町を流れる渡良瀬川が上流の足尾銅山鉱毒で汚れ、周囲の大地は荒れ放題となっていた。そこに桜を植樹して恩返しした。現在では日本だけでなく、海外までも桜植樹の輪を広げ、その数30万本を超えるという。
 こうした姿勢は「広く社会のために、環境事業を通じて明るい健康的な街づくりに精励しよう」という環境文化創造の経営理念として表明し、品質・安全・真心・サービスの4つのモットーとして具体的に事業に取り組んでいる。
 【キャプション】写真は『縁』の贈呈式:中央は堤たか雄氏・右から二人目は黒澤眞次氏、右から一人目は黄教聡氏、左から一人目は黒澤秀行氏、左から二人目は黒澤敬氏。

 


 

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