中国語  日本語
ホーム > デジタル記事 > 記事全文

住宅地「ヘビ軍団」の巣窟!捕獲名人が警備員として活躍
2012-07-26 17:56:15   From:人民日報海外版.日中新聞日本語版520号   コメント:0 クリック:

 重慶市南岸区学府大道の住宅区にヘビが頻繁に出没し、住民たちが困惑している。しかし見回りの警備員の中にはヘビの捕獲が名人級に上手な...


 

 重慶市南岸区学府大道の住宅区にヘビが頻繁に出没し、住民たちが困惑している。しかし見回りの警備員の中にはヘビの捕獲が名人級に上手な男性がおり、助けられる人も多いという。男性は自身の特技を「昔取った杵柄」と語る。
 早朝、陳江山さん(43歳)は管轄の通りを巡回がてらヘビを捕獲していた。ここ10日で捕まえたものの中には猛毒を持つマムシもいたという。ヘビを捕らえる特技は以前、飲食店を営む際に名人といわれる人から教わった。
 警備員室で待機中、犬の散歩中の女性から連絡が入った。犬が緑化帯に向かって吠えているという。現場に駆けつけた陳さんが落ちていた竹竿で緑化帯をつつくと、出てきたのは体長1・8メートルはあろうかという大きなシュウダだった。陳さんはヘビを難なく捕らえて袋の中に入れたが、重さは500グラム以上はあるようだ。「これじゃ住民の人たちも怖がるわけだ」
 「ここ10日で4匹目。どれも住宅区の緑化帯で捕まえた」。先週のパトロール中にはマムシを見つけて捕らえたが、怖いというよりは面白かったという。ヘビの出没は頻繁で、同僚も巡回中に別の種類のヘビを見かけている。「噛まれたと人はまだいないが、やはり注意はすべきだと思う」
 住宅区に出没するヘビについて、重慶自然博物館の黄永昭研究員は「本当は有益な動物だが、見た目で怖がられているだけ」と語る。中でもシュウダはネズミを食べてくれるので「家蛇」の別名も持つという。退治したい場合、市販薬はないので民間に伝わる硫黄やニンニクを使った駆除方法、また家の前にホウセンカを植えるといった方法を試してみるのも良いとのことだった。
 

熱に関連する単語の検索:ヘビ軍団

前の記事:美食祭りは「巨大鍋」でないと名物料理は直径3・5m
次の記事:3人の親守る女性、地元紙報道

分享到: 收藏