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3人の親守る女性、地元紙報道
2012-07-26 17:57:58   From:人民日報海外版.日中新聞日本語版520号   コメント:0 クリック:

 中国紙『現代快報』は舅と2人の姑を1人で支え続ける女性の生活を取材。女性は夫に二度先立たれ、子どもと夫2人の両親を1人で守ること...


 

 中国紙『現代快報』は舅と2人の姑を1人で支え続ける女性の生活を取材。女性は夫に二度先立たれ、子どもと夫2人の両親を1人で守ることになったという。
 江蘇省南通市啓東市王鮑鎮?水橋村の武?さんは現在、舅1人と姑2人と暮らす。姑が2人いる理由は武さんに再婚歴があるためだ。
 最初の夫の黄さんとは出身地の青海省で25歳の時に出会った。黄さんは家が貧しく、挙式の費用は武さんが用意した。
 間もなく子どもを授かるも夫の浮気と相手の女性の妊娠を知る。「私が臨月の時、夫は相手と暮らしていたわ」
 武さんは啓東市にある夫の実家を訪問。初対面のあいさつもそこそこに家の仕事を手伝い始め、舅と姑に一目で気に入られたという。
 その後黄さんは戻ってきたが、重婚罪で逮捕され1年以上服役。武さんは出産後も休まず、玩具工場に職を得た。
 出所後の黄さんは優しく、舅と姑も実の娘のように扱ってくれた。両親を早く亡くした武さんはようやく家庭のぬくもりを取り戻した気がしたという。しかし1994年、夫は肝臓がんで他界。70代の親2人と11歳の息子を抱え、過労に陥った武さんは胸膜炎で命も落としかけた。
 翌年には舅ががんを発症し、治療代集めと介護に忙殺された。しかし舅も他界し、姑の王玉貞さんは重度の抑うつ状態に陥った。武さんは毎日帰宅後に話し相手になり、王さんを支えた。夫の他界の翌年には姉が青海省から迎えに来たが、王さんを1人にしないために断った。
 数年後には再婚の話も来るようになった。「でも私はいつも『姑も連れて行く』と言い張ったから、ほとんどの話が駄目になったわ」
 1998年、知人の紹介で隣村の楊飛さんと再婚。楊さんは息子にも王さんにも実の家族のように接してくれた。しかし家には2間しか部屋がなく、王さんとは一時的な別居となった。
 武さんは足繁く王さんの元へ通い、2008年には夫婦で新居を建てた。しかし数カ月後には楊さんに胆管がんが見つかり、その4カ月後に他界。「毎日1人で泣いたわ。家を建てた借金も残っていたし」
 楊さんには兄弟が2人いるが、いずれも出稼ぎで不在だ。武さんは楊さんが王さんや息子を受け入れてくれたことを思い、楊さんの両親を引き取ることにした。
 現在の自宅は新築の家ではない。床が滑るため、舅と姑たちが転倒しないよう古い家に暮らしているのだという。
 王さんは耳が遠く、楊さんの父親は交通事故が原因で足が不自由だ。武さんは介護のために工場の仕事を内職に切り替えた。
 息子は現在勤務する会社で管理職を務める。母親のことは常に心配と語る。「母さんは重度の糖尿病。右眼も白内障でよく見えていない」。息子も血の繋がらない祖父母への孝行を怠らず、昨年には祖父の80歳の誕生日会を盛大に祝った。
 武さんは「これまでを思えば未来に確信が持てる」と語る。「もう怖くない。何が起きたって大丈夫。私がいる限り、みんなが安心して暮らせるようにするわ」

 

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