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深見東州vsマイケル・ボルトン 「真夏の夜のジャズとポップスの祭典!」
2015-08-03 14:49:22   From:篠原功   コメント:0 クリック:

猛暑が続く7月14日夜、横浜みなとみらいがジャズとポップスで染まった。





深見東州VSマイケル・ボルトン

『真夏の夜のジャズとポップスの祭典!』

横浜の夜を熱いステージで染める
ジャズとポップスの「名曲」を堪能

 猛暑が続く7月14日夜、横浜みなとみらいがジャズとポップスで染まった。グラミー賞2回受賞、CD売上累計5500万枚以上という輝かしい記録を持つマイケル・ボルトンと作家・歌手・芸術家・舞台俳優とマルチな才能を発揮し、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いで進撃を続ける深見東州氏によるコンサート『真夏の夜のジャズとポップスの祭典!』だ。
 マイケル・ボストンと深見東州氏の共演は2013年の武道館以来。シンガポール共演を含めると今回で3回目になる。第1部は深見氏がジャズ。第2部はボルトンがポップスというステージ運び。なお、深見氏の演奏を務めたのは全員が西洋人プレイヤーの「ヘア・バンド」。今回のジャズのために結成したという。一方、ボルトンの演奏を務めたのは本格派ポップスバンド。
 
◆ハートフルな「美声」で唸らせる
 
 第1部のステージを務めたのは深見東州氏。深見氏はオペラ歌手として日本屈指の実力派歌手との評価が高い。また、ロックの分野では、マイケル・ボストン絶賛のハートフルな美声で爆発的なノリを披露したかと思うと、しっとりバラードで独特の世界観を表現する。もちろん演歌も聴く人の心に沁み入る。そしてジャズは美しい英語の発音とジャージーなノリで魅力的に歌い上げ、専門家を唸らせる。
 最初に深見氏が挑んだのは『Take the A train~A列車で行こう~』。軽快に歌い上げ「何度歌ってもいいね。何回でも歌いたくなる」と述べ、「希望通りの演奏をしてくれる」と「ヘア・バンド」を褒め称える。次いでエラ・フィッツジェラルドやナット・キング・コールの歌唱で不動に人気を得た『It’s Only a Paper Moon』。「演奏だけのジャズは飽きる。人の声が入らんとね」とコメントを入れる。
 そしてエディット・ピアフの代表曲で、ルイ・アームストロングによる英語バージョンの歌が大ヒット。1998年にグラミー栄誉賞を受賞した『La Vie en rose~ばら色の人生』を歌い、続けてシャンソン風&ドラマチックに『Autumn Leaves』を披露する。「典型的なジャズですよ」と語り、「お酒欲しくなるでしょう。カッコいい。いい曲だね。お洒落でクール」と名曲に浸った。




 

◆オヤジギャグ満載のトーク健在

 さらにトニー・ベネットの代表曲『I Left My Heart in San Francisco~想いでのサンフランシスコ~』『Moon River』『Misty』『As Time Goes By~時の過ぎゆくまま~』『The Shadow Of Your Smile~いそしぎ~』『Summertime』と続ける。特に『Summertime』は「後でボルトンが同じ歌を歌うので、聴き比べてほしい」と興味を引く解説。
 「重たいのが続いたので軽いのを」と『It’s a Sin to Tell a Lie~嘘と罪~』を歌い、「せつない歌だね」とコメント。深見氏はいつも「トークが長過ぎる」といわれるとかで、「さだまさし」の例を引っ張り出し、「彼はトークだけのCDが一番売れた」と笑わせる。
 そして『Tennessee Waltz』を歌うが、途中で演奏を止めさせる。「悲しくなって歌えなくなった」と言い、再度最初から歌い始める。こんなアクシデントも深見氏ならではの演出?と思わせ、『Fly Me To The Moon』では「ボルトンも歌うので聴き比べて」と違いを解説して笑わせる。
 この後、『Danny Boy~ダニーボーイ』『Speak softly love~Love Theme from God Father~』と続け、最後は『When The Saints Go Marching in~聖者の行進~』をリズミカルに熱唱し、第1部の幕を閉じた。お馴染のオヤジギャグ満載のトークにジャズナンバーを専門家も脱帽の歌唱力で次々と披露。「深見ファン」を圧倒・魅了した。

◆ボルトンのセクシーな歌声に酔う

 休憩を挟んで第2部は、マイケル・ボルトンだ。演奏は呼吸もぴったりの本格派ポップスバンドの「マイケル・ボルトン・バンド」。第2部のボルトンはトークなしのエンターテイメント色の強いステージを展開。ピープル・マガジンの「最もセクシーな男」に何回も登場したというだけあって、のっけからボルトンのセクシーな歌声に会場はうっとりと酔いしれた。
 ちなみにマイケル・ボルトンは、グラミー賞最優秀男性歌唱賞2回受賞を含む多数の受賞歴を誇るレジェンドシンガー。「ウィズアウト・ユー」「男と女が愛する時」が世界的にヒットしたほか、9曲の全米№1シングルを含め全世界レコード売上累計が5500万枚に上る。日本のテレビCMでは缶コーヒーの『ジョージア』の歌で知られている。
 人道主義者および社会活動家としても、世界的に高く評価されており、数多くの慈善プロジェクトを積極的に推進してきた。1993年、貧困と虐待に苦しむ女性や子どもたちを救済するために「マイケル・ボルトン・チャリティーズ」を設立している。

◆テノールとバリトンの見事なコラボ

 ボルトンは『That’s Life』を皮切りに『You Don’t Know Me』『Night And Day』『Summertime』『Fly Me To The Moon』『New York,New York』を次々と披露した。この後、女性シンガーのアマンダ・ブラウンとバラード2曲をムーディに歌い上げ、サックス奏者のジェイソン・デレアがキーリー・ブラクストンのベースソロを交えながら軽快に演奏した。
 ボルトンはR&B曲などを挟んで『Georgia on my mind』で締めくくった。ここで深見氏が登場「ジョージアの缶コーヒー、飲みたくなりませんか」と会場に呼び掛け、自身のイラストをアレンジした「深見タオル」「深見Tシャツ」を披露。「8月16日のお盆の灯篭流しの日から発売!」とさりげなくPR。
 ここで深見氏はボルトンをステージに呼び、「ボルトンはカッコイイね」と褒め、深見Tシャツをプレゼント。:『Wonderful World』『Nessum dorma』をデュエットした。テノールとバリトンの見事なハーモニーに会場は拍手と歓声の嵐。真夏の夜の名曲コラボ・ステージを感動的に締め括った。
 
 

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