中国語  日本語
ホーム > デジタル記事 > 記事全文

「桂由美の軌跡~ユミカツラブライダル50周年記念展」
2015-11-17 19:36:27   From:篠原功   コメント:0 クリック:

日本橋三越本店で日本のブライダルファッションを牽引し続ける桂由美さんの「50年の創造の軌跡」を展覧した。




 「桂由美の軌跡~ユミカツラブライダル50周年記念展」
 
開会式に中山雅史・生田智子夫妻が出席
桂由美さんデザインのファッション輝く
 
 ブライダル・デザイナーの桂由美さんは、女性の美を追求し、ウエディングドレスを作り続けてきた。これまで桂さんが輝かせてきた花嫁は約70万人にも上る。その桂さんが今年、創作活動50周年を迎えた。これを記念して日本橋三越本店で日本のブライダルファッションを牽引し続ける桂由美さんの「50年の創造の軌跡」を展覧した。
 
 この記念展では桂由美さんの美学を集結した、他に類を見ない数々のオートクチュールドレスを展示するとともに、ギネス世界記録認定ドレスや、これまで手掛けた著名人・有名人9組の結婚衣装を式本番写真付きで特別展示するなど、見どころ満載の展覧会となった。
 開幕日の9月30日には一般公開に先立ち、プレス内覧と開会式を開催した。桂由美さんが結婚衣裳を手掛けた中山雅史・生田智子夫妻が桂由美さんの50周年の祝賀するために出席した。
 中山・生田夫妻は来年、結婚20周年(陶磁婚式)を迎える。夫妻は桂由美さんが提唱する「アニバーサリー・ウエディング」(結婚記念日に挙式衣裳でドレスアップし、パーティーライフを楽しむ)の推進を応援している。
 この日、47歳にして現役復帰を果たした中山さんと、50周年にして日本のさらなるブライダル文化振興に取り組む桂由美さんがエール交換を行なった。
 開幕式で桂さんは、この50年間を具体的に振り返るとともに、「アニバーサリー・ウエディングを何らかの形で再現したいということで、中山さんと生田さんに今日来ていただいた。これからも中高年の方にぜひウエディングドレスを薦めていきたい」と語った。
 中山さんは「少しでも桂さんが提唱する『アニバーサリー・ウエディング』のお手伝いができれば幸い。日々の暮らしの中で夫婦がお互いに尊重し、生きていく。今後、『アニバーサリー・ウエディング』はますます重要になると思う。桂さんには今後もアイデアやパワーを発揮して日本を元気にしてほしい」と期待を込めた。




 


◆「桂由美さんには日本を明るくしてほしい」
 
 三越日本橋本店長の中陽次氏は、「三越はこれまで日本の洋服としては最高峰のもの、オリジナリティあふれるものをたくさん紹介してきた」とし、「桂由美さんの展覧会は絶対に他にない店を作ろうということで、会場の照明を新しいものにし、色や素材やフォルムがよく見られるように心がけた。一人でも多くの人に見ていただくことが私たちの願い」と強調した。
 この後、テープカットセレモニー、フォトセッションを行ない、桂由美さん、中山・生田夫妻への囲みインタビューを行なった。
 桂由美さんは「50年があっという間に過ぎ去った」とあらためて振り返り、「これを見ていただいたら結婚したくなる」と語った。また、中山さんは「亭主関白で20年間過ごしてきたが、30年、50年と店主関白を続けることは夢であり幻かな」(笑)と語り、生田さんのウエディングドレス姿を「綺麗ですね。家の居間とは違うね」と褒めちぎった。
 また、夫婦円満の秘訣を聞かれ、中山さんは「お互いに尊重すること。思いやりだと思う」とキッパリ。生田さんは「あまり家にいないので、会えない日が多い。いつも一緒にいるとね。年齢が同じなのもいいのかなぁ」と語った。
 なお、「桂由美の軌跡~カツラユミブライダル50周年記念展~」は9月30日から10月5日まで日本橋三越本店新館7階ギャラリーで開催された。展示されたのはオートクチュール ウエディングドレス、同イブニングドレス、著名人カップルのコスチューム、畜光ドレス&きもの、美の追求・スペシャルドレス。
 著名人カップルのコスチュームは、田村淳・香那、有村昆・丸岡、東貴博・安めぐみ、林家三平・国分佐智子、市川海老蔵・小林麻央、石田純一・東尾理子、鎧塚俊彦・川島なお美、中山雅史・生田智子、三浦知良・設楽りさ子の各カップルのもので、期間中、多くの人の注目を集めた。

熱に関連する単語の検索:桂由美

前の記事:歌手・菅原やすのりさんの「お別れの会」
次の記事:「第2回観光立国フォーラム2015 in Tokyo」

分享到: 收藏