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「長安陽春-中国水墨画展」開催
2015-12-03 14:56:32   From:本紙記者   コメント:0 クリック:

去る11月16日から20日にかけて、都内港区にある東京中国文化センターにおいて「長安陽春-中国水墨画展」が開催された。
 
テープカットの模様

新シルクロード水墨芸術花開く
 
「長安陽春-中国水墨画展」開催
 
翟栄強・建群親子による水墨の粋
鮮やかな「花鳥風月」東京を彩る
 
 去る11月16日から20日にかけて、都内港区にある東京中国文化センターにおいて「長安陽春-中国水墨画展」が開催された(主催:中国西安牡丹書書画院、東京中国文化センター、協賛:日本書究文化書芸院、株式会社遊路トラベル、陝西中国旅行社有限責任公司)。
 開幕初日である16日にはオープニングセレモニーも催され、中国西安牡丹書画院院長である翟栄強氏、そしてその子息で中国陝西国画院特別招聘画家である翟建群氏が出席。中日本国中国大使館領事部・参事官兼総領事の王軍氏、浜田和幸参議院議員をはじめ、東京中国文化センターの石永菁センター長、日中協会理事長の白西紳一郎氏、書究文化書芸院院長の山田太虚氏らが列席。次々と同展開催祝賀の挨拶を行なった。
 翟栄強氏は長安画派の花鳥画の巨匠である葉訪樵氏に師事、独自の画風で内外から高く評価されている水墨画家。その子息である翟建群氏は西安美術学院卒業後、京都市立芸術大学で日本画を学び、修士製作の作品は京都市市長賞を受賞するなど早くからその才能が評価されてきた英才。両国の書画交流・文化交流、親交に尽力してきた翟親子による水墨画展は多くの来場者で賑わっていた。
 

挨拶する中国西安牡丹書画院院長の翟栄強氏。右は日本語通訳を担当した翟英さん


浜田和幸参院議員を囲んで記念写真に納まる。右から2人目が子息の翟建群氏

古都西安から「花鳥画」の粋が渡海
熱心な文化交流、作家同士の親交も
 
 「長安陽春-中国水墨画展」の開幕式典で、冒頭、主催側を代表して中国西安牡丹書画院院長の翟栄強氏が挨拶した。
 翟栄強氏は陝西中国旅行社有限責任公司・日本外聯部副部長で、同氏の娘さんの翟英さんが日本語通訳をした。翟栄強氏は「ほぼ1年前から準備を重ね、本日、ようやく本展を開催することができた」と喜びを語り、熱心に取り組んだ関係者、来賓各位に向け感謝の思いを伝えた。
 また、翟氏は「私は本当に絵を描くことが好きで、振り返れば、すでに60年以上が過ぎた。25年前、書究文化書芸院院長である山田太虚氏と一緒に西安で展示会を開いたことがあるが、今でも深く心に残っている」と語り、子息である翟建群氏とその作風、仕事ぶりを紹介、「私の暮らす西安は古い都で、昔から各国・地域と文化・芸術交流が盛ん。ぜひ皆さん、チャンスを作って西安を訪ねてほしい。我が家にぜひ招待したい」と改めて感謝の言葉を伝えた。
 続いて、来賓を代表して浜田和幸参議院議員、王軍参事官兼総領事、日中協会の白西紳一郎理事長が次々と祝意を伝え、翟建群氏が改めてお礼の言葉を伝えた。
 その後、会場内では翟栄強・建群親子と親睦の深い書究文化書芸院の山田太虚院長が両氏との思い出を紹介、改めて日本での作品展開催を称えた。

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