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胡鞍鋼学術著作翻訳促進委員会設立へ
2016-01-04 12:02:48   From:篠原功   コメント:0 クリック:

㈱日本僑報社(東京・豊島区)は、このほど翻訳出版促進会を設立し、中国の有名な学者で、清華大学研究センター長である胡鞍鋼教授の学術著作の日本語翻訳出版を行う。


段躍中氏と胡鞍鋼教授

 ㈱日本僑報社
 
胡鞍鋼学術著作翻訳促進委員会設立へ
 
学術著作の日本語翻訳出版を具現化
日本僑報社の設立「20周年」を記念
 
 ㈱日本僑報社(東京・豊島区)は、このほど翻訳出版促進会を設立し、中国の有名な学者で、清華大学研究センター長である胡鞍鋼教授の学術著作の日本語翻訳出版を行う計画を発表した。同社の2016年設立20周年の記念イベントの一つとして位置づけ、全力を傾注する。
 同社は2014年にすでに胡鞍鋼教授の著作『中国のグリーン・ニューディール』(http://duan.jp/item/134.html)の日本語版を出版、日本で高い関心を集めた。その関連で胡氏は東京で行われた「国際学術フォーラム」に招かれ、緑色発展について日米の専門家たちと講演した。同時に日本の国会で中国の改革開放に関する歴史や現状を紹介、その見識の高さが日本の国会議員から大きな注目を集めた。
 同社は昨年8月、胡鞍鋼教授と会見し、今後の翻訳出版について突っ込んだ話し合いを行った結果、同社のこれまでの実績が高く評価され、胡氏の著作の日本における翻訳権を獲得した。その第一弾として、『毛沢東時代:中国の政治経済史(1949~1976)(上・下2巻)』の日本語版のすでに翻訳をスタートさせているが、2016年中に刊行する予定だ。


㈱日本僑報社が出版した胡教授の書籍


東京で開かれた「国際学術フォーラム」で講演する胡教授

◆『毛沢東時代:中国の政治経済史(上・下2巻)』刊行へ
 
 さらに同社は、専門委員会を設立し、日本で胡鞍鋼教授の学術著作の出版を促進するためには、著者個人に対する責任を持つだけでなく、中国の改革開放や現代化建設事業を全面的かつ正確に日本に紹介することが重要であると考え、そのため同社傘下の日中翻訳学院が十分な役割を発揮し、長期にわたって胡氏の著作の翻訳を行うことになった。その際、翻訳を優秀な翻訳者に委任し、後世に残す貴重な出版活動を行うことになった。
 具体的は2016年の春節以後、同社は『鄧小平時代:中国政治経済史論(1977~1991)』『スーパー・チャイナー』『第13次五ヵ年計画:ややゆとりのある社会の完成を確保』などの翻訳プロジェクトを続々とスタートさせるという。
 
 胡鞍鋼氏は、1953年生まれ。現在、清華大学国情研究センター長、同大学公共管理学院教授、博士課程の指導教官を務める。各種の専門書、共著、国情研究シリーズ著書など、80冊以上出版。最近の著書は、『China in 2020: A New Type of Superpower』、『2030中国:共に豊かに』、『中国の道・中国の夢』など。中国国家自然科学基金委員会傑出青年基金に援助、中国科学院科学技術進歩賞一等賞(2回受賞)、第九回孫冶方経済科学論文賞、復旦管理学傑出貢献賞などを受賞している。
 

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