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『第16回 深見東州・バースデー書画展』
2016-04-05 18:22:39   From:篠原功   コメント:0 クリック:

『第16回 深見東州・バースデー書画展』が3月19日から31日までラフォーレミュージアム六本木で開催された。


挨拶する深見東州氏
  
「深見東州氏のバースデーフェスティバル!第3弾 巨匠に劣るとも優らない美学」
 
『第16回 深見東州・バースデー書画展』
 
 「深見東州氏のバースデーフェスティバル!第3弾 巨匠に劣るとも優らない美学」―-『第16回 深見東州・バースデー書画展』が3月19日から31日までラフォーレミュージアム六本木で開催された。「かいがいしく絵画を見て、ショーのような書を見て、コテコテのギャグを楽しむ個展」というテーマの書画展には、209点(当日作品22点+新作107点+過去の人気作品80点)が展示されたほか、開幕式では同氏によるパフォーマンスも行なわれた。65歳のバースデーフェスティバル第1弾『深見東州と、友人達のコンサート』(3月17日)、第2弾『世界の医療と、国際政治』サミット(3月18日)に続くビッグイベントだ。
 
「かいがいしく絵画を見て、ショーのような
書を見て、コテコテのギャグを楽しむ個展」
 
 19日午前11時から開幕式が行われ、海外をはじめ、日本の一流の美術界や政財界などから多数の来賓が参加、深見氏の個展開催で祝辞を述べ、作品を鑑賞した。
  開幕式はまず元衆議院議員の八代英太氏の軽妙な司会で始まった。創業90年を迎える芸術界で権威ある㈱求龍堂元編集長の松井武利氏は、深見氏の書画集編集に携わった一人。開幕式で松井氏は、書画家・深見氏について「作家として重要な3つの要素を持っている。純粋・素朴・稚拙である。上手く描こうとか、入選しようとか、賞を取ろうとしない。特に稚拙という面ではゴッホ、ゴーギャン、棟方志功に匹敵する。普通、他人に自分を訴えようとする。しかし、深見氏は大衆を取り込んでボロが出ても出なくてもやってしまう。一流の芸術家だ」と賛嘆した。
 また、松井氏は「絵を鑑賞するということは観る人がいて、創る人がいる。芸術とは双方の共同作業だ。今の美術界はコレクターのためにあるようだ。観る人に解らない作品の解説もまた解りにくい。芸術作品は特殊な人のものではなく社会全体が味わうもの。深見画人はその要素を多分に持っている」と強調した。


テープカットの模様


深見氏のパフォーマンス


会場は熱気であふれた
 
◆深見氏は一流!「純粋・素朴・稚拙」
 
 衆議院議員の亀井静香氏は「深見先生がすごい。自分が絵を描くだけでなく、高校生国際美術展も長年にわたって催している。また、歌手として世界の一流のメンバーとも共演するだけでなく、能や禅にも通じている。このような芸術家は日本にも世界にもいない。やんちゃ坊主が自由自在に暴れているという印象だ」と感想を述べた。
 また、衆議院議員の小沢一郎氏は「私は芸術的才能が皆無だが、深見さんの絵には心がこもっていると思う。深見さんの絵を鑑賞するたびに政治家も心を込めて政治をやらねばならないと思う」「深見さんの言動を遠くで見ていると、豊かな純粋な心を持ち、努力することの重要性を伝わってくる。最近の力作を拝見すると心身ともに充実されていることがうかがわれる」と語った。
 このほか、衆議院議員の平沢勝栄、前文部科学大臣の下村博文、民進党顧問の海江田万里、衆議院議員の原口一博の各氏など、錚々たる来賓が相次いで祝辞を述べた。
 
◆深見氏「なんじゃこりゃ!」が最高
 
 挨拶に立った深見東州氏は「すべて前もってパンフに書いておいて逃げ道のないようにした。昨年は120点だったが、今年は9点増やして129点。そして今から1点追加して130点にした。あまり大袈裟に考えないようにしている。数々の行動の中で世の中に名作が残って行くことを希望している。作品もどこがいいのか。『なんじゃこりゃ』というのがいいのではないか。逃げ道のない世界のお陰で作品が出来る。チャンスが与えられて楽しい」と快活に語った。
 この後、深見氏のパフォーマンス。今回は大小の筆を巧みに操り、「白山」を描いた。樹木や鳥もあしらい一気に完成。会場から盛んな拍手を浴びていた。
 今回、海外の友人たちから映像によるバースデーメッセージも多数紹介された。シャール・シュワーツェル、ジェイソン・ダフナー、ローラ・デイビス、イアン・ポールター、リディア・コたちが祝いの言葉が寄せた。特にイアン・ポールターは、ビリヤードを興じながら、リディア・コは、茶目っ気たっぷりのメッセージを寄せ、会場を笑わせた。
  このほか、ホセ・カレーラス、英王室エリザベス女王の孫・ピーター・フィリップスの妻オータム・フィリップスから親しみのこもったビデオメッセージが届いた。また、安倍晋三首相や、チャールズ皇太子の弟のアンドルー王子からも祝電が届いた。
 今回の個展の新作は、色彩がある絵画よりも、白黒の濃淡で描かれた水墨画が中心。書もいつもより多く展示されていた。書では一つの文字を30種類ほどの書体で書き分けるという離れ業をやってのけていた。
  どの書体も、決して適当に書いているわけではない。不思議な味わいがある字体ばかり。30種となると、やはり一筋縄にはいかない。しかし、飄々と描いたようにも感じさせる。不思議な作品に足を止める人も多かった。ちなみにこれらの作品は『なりきりの書』と呼ばれているとか。
 また、人気作品で注目されるのは「質問に答えられないトラ」。じっと目をつぶり、ちょっと首を傾げた表情が何とも愛らしく悲哀感も漂う。つい足を止めて見入ってしまう。この画はまさに「傑作!」としかいいようがない。
 

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