第24回「橋田賞」ＴＢＳ「天皇の料理番」とＮＨＫ「あさが来た」が受賞
2016-05-11 16:57:36   From：本紙記者   コメント：0 クリック：

受賞式


記念写真

第24回「橋田賞」授賞式開く

ＴＢＳ「天皇の料理番」とＮＨＫ「あさが来た」が受賞

脚本家として、大森美香氏、吉沢良太氏
特別賞に三田佳子、新人賞に吉田羊が受賞

　さる５月10日、都内ホテルニューオータニにおいて、一般財団法人橋田文化財団主催による第24回「橋田賞」授賞式、受賞記念パーティが盛大に開かれた。今回、大賞の受賞はなかったものの、橋田賞の受賞作品はＴＢＳテレビ60周年特別企画「天皇の料理番」（ＴＢＳ）、連続テレビ小説「あさが来た」（ＮＨＫ）の２作品が輝いたもので、同じく脚本家として大森美香氏、吉沢良太氏の両名が、また俳優として岸本加世子さん、佐藤健さん、鈴木亮平さんが受賞した。または「橋田賞新人賞」には女優の吉田羊さん、「橋田賞特別賞」には同じく三田佳子さんが選ばれた。
　また「橋田賞新人脚本賞」では今回１０８篇が応募、うち12篇が一次選考を通過したものの、残念ながら入選作はなかった。佳作を受賞したのは「ガラパゴスの朝」を執筆した堀脇れいくさん（48才・大阪市）、「東京の嫁」を執筆した塚橋一道さん（45才・新宿区）、「夏越し」を執筆した木庭純理さん（45才・杉並区）の３名。このうち堀脇さんは２０１１年にも佳作を受賞している。
　橋田賞は１９９３年に、橋田壽賀子氏が理事を務める「橋田文化財団」により創設された賞で、放送文化の振興・向上に大きく寄与する創作活動を行う脚本家や演出家、俳優を顕彰するほか、次代を担う脚本家・俳優の人材育成を行うもの。

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