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日本と韓国のファン経済の実情は?
2016-08-15 09:24:27   From:   コメント:0 クリック:

「ファン」という語はアイドルの登場と共に出現し、中国でも長年使われて来た。そして、インターネットが急速に発展するにつれ、今ではアイドルの追っかけ以外の分野でも使われるようになっている。例えば、微博(ウェイボー)や微信(Wechat)の公式アカウント、ネットショップなどのフォロワーも、中国では「ファン」と呼ばれている。「ファン」の出現は、社会現象でなく、経済現象にもなっている。

日本:SNS運営会社が有名人に商品PRできるサービス

株式会社ネットコンシェルジェは、運営するショッピングSNS「#Cart(カート)」において、ブランドやネットショップが有名人に対して直接自社商品を紹介し、PRへつなげることができる新機能「オンラインキャラバン」の提供を5月に開始した。

ブランドやネットショップが「#Cart(カート)」公式ユーザーである有名人に対して自社商品を紹介したい場合、管理画面から紹介したい自社商品と有名人を選んでPRを依頼することができる。有名人は、メールで紹介された商品を確認し、内容に共感すれば「#Cart」に設置された自身の「クリップボード(お気に入りリスト)」に商品をクリップし、それがフォロワーに伝えられる。

「オンラインキャラバン」は、有名人が紹介文を読み、商品をクリップするかしないかの意思表示をした段階で、報酬を受け取ることができ、紹介の可否にかかわらず報酬が支払われるというのが、同サービスの革新的な部分という声も上がっている。紹介手数料・報酬額は、各有名人のクリップボードへのフォロワー数によって決まる。1フォロワー1円で、1万フォロワーの場合は1万円。有名人にはその一部が支払われ、希望すれば、報酬の一部または全額を寄付することもできる。

「#Cart」は、歌手や作家、映画監督、アパレルデザイナー、写真家など、幅広いジャンルの公式ユーザーが利用している。また、高島屋やカルバン・クライン、プーマなど人気ブランドや百貨店2000店以上が参加している。

韓国:アーティストとファンが触れ合えるアプリ

「ファン経済」と言うと、アイドルグループが多い韓国を忘れてはいけない。韓国のエンターテインメント産業やファングループは既に成熟したスタイルを確立しており、韓国のエンターテインメント団体やグループは皆、オフィシャルファンコミュニティを有している。

韓国で上位10位に入っているオフィシャルファンクラブの会員費は約25万ウォン(約2万2500円)で、入会費は2万ウォン(約1800円)程度だ。アイドルグループは正式にデビューする前に、所属事務所と共にオフィシャルサイトで会員の募集を始める。そうすることで、アイドルグループがデビューすると同時に、ファンも応援でき、すぐに人気となるよう弾みをつけることができる。

韓国最大のポータルサイトのNaverは、K-POPアーティストたちのライブ配信を視聴できるV アプリを打ち出している。ファンはスマホを通して、自分の好きなアーティストを検索し、そのフォロワーになることができ、、アーティストの動画が視聴できるほか、「いいね!」を送って応援したり、コメントを送ってアイドルとの触れ合いを楽しんだりできる。同アプリでは、動画に送られた「いいね!」の数を基に、各アーティストの「親密指数」が公表され、親密指数の高いアーティストはさらにランクの高いサービスを利用できるようになっている。

韓国のほとんどのアーティストは現在、V アプリに自分のホームページを開設している。同アプリを通して、ファンはアーティストの放送予定を事前に確認できるほか、製作済みの以前の動画も視聴することができる。韓流は東南アジアで大きな影響力を誇るため、 V アプリの動画は多言語の字幕も提供しており、V アプリに参入する東南アジアのアイドルたちもいる。ファンは同アプリを通して、アーティストの普段の様子を知ることができるほか、アーティストもファンとさらに距離を縮めることができる。

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