携帯電話のバッテリー、救いようがあるか?
2016-09-03 09:40:42 From:中国網日本語版 コメント:0 クリック:
マーシャル・マクルーハンは「メディアは人間の拡張だ」と述べた。それでは携帯電話などのモバイルデバイスは、人類全体をたくましくする腕だ。
当然ながらバッテリーが切れれば、私たちは一時的に不自由になる。
これは避けられないことだ。
リチウム電池技術には、充電に伴う拡張と収縮により、リチウムが損なわれるという制限がある。時間の流れにより、電池の容量が減少を続け、頻繁に充電しなければならなくなる。現在の一般的なリチウム電池は、1000回ほどしか充電できない。
今や朗報がもたらされた。マサチューセッツ工科大学と清華大学の研究者が、新型ナノ粒子電池を開発したのだ。この電池は6分間で充電が完了し、容量も一般的なリチウム電池の3倍に増加した。
開発者はこれを「卵の黄身と殻」と呼んでいる。二酸化チタンでつくる殻、アルミで作る黄身が電極だ。黄身が充電で収縮もしくは拡張する際に、殻は影響を受けない。
電池の充電の制限を打破するため、研究機関はさまざまな創意工夫をしているが、いずれもまだ実験段階にある。とは言え、がっかりする必要はない。50年前ならば、携帯電話はSF小説に登場する神秘的な道具だったのだから。
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