外交部、日本側が南中国海問題で言動を慎むことを望む
2016-09-28 18:02:58 From:人民網日本語版 コメント:0 クリック:
外交部(外務省)の耿爽報道官は27日の定例記者会見で「中国側は日本側が中国側と共に東中国海の平和と安定を維持し、南中国海問題で言動を慎み、中日関係の改善・発展のために的確な努力を払うことを希望する」と表明した。
【記者】日本の安倍晋三首相は26日の臨時国会で施政演説を行なった際、中国の平和的発展を歓迎し、戦略的互恵関係の原則に基づき、大局的観点に立脚して両国関係の改善を推進すると表明した。また、東中国海や南中国海の現状を力によって一方的に変えることに反対し、外交的手段によって紛争を平和的に解決することを呼びかけた。これについてコメントは。
【耿報道官】中国側は安倍首相の姿勢表明に注意を払っている。中日は互いに重要な隣人であり、両国関係の長期的で健全な安定した発展は両国民の利益に合致し、地域の平和と安定にもプラスだ。中日関係の改善と発展に尽力するという中国側の基本的立場に変わりはない。中国側は日本側に対して、同じ方向に向かい、中日間の4つの基本文書と4つの原則的共通認識を的確に順守し、歴史を鑑として未来に向かう精神に基づき、中日関係の前向きな発展を共に促すよう呼びかける。
われわれは日本側が真に中国の発展をチャンスと見なし、中国側の核心的利益と重大な懸念を尊重し、両国関係の敏感な問題を適切に処理することを希望する。特に、中国側と共に東中国海の平和と安定を維持し、南中国海問題で言動を慎み、両国関係の積極面の拡大、マイナス面の抑制に努め、中日関係の改善と発展に尽力することだ。
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