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第7回香山フォーラムが閉幕、5つのコンセンサスを形成
2016-10-13 13:10:20   From:中国網日本語版   コメント:0 クリック:

第7回香山フォーラムは12日、北京で閉幕した。中国軍事科学学会会長、軍事科学院院長の蔡英挺氏が全体会議終了後の式辞で、会議で5つのコンセンサスが形成されたと表明した。

(一)アジア太平洋の平和と安定の維持は各国に共通する責任。アジア太平洋地域の安全の課題に対応するためには、共同・総合・協力・持続可能の新安全観の樹立が必要だ。相互尊重、協議・一致、各国への配慮というアジアの手段を用い、地域の各分野の安全メカニズムの調整を強化する。アジア太平洋の特色ある安全ガバナンスモデルの構築を促し、相互信頼・包容・協力・ウィンウィンのアジア太平洋パートナーシップを共同構築する。共同構築・共有・ウィンウィンのアジア太平洋安全の道を歩む。

(二)海上安全の維持には各国の協力が必要。地域の海上安全リスクについては、国連憲章を尊重し、国際法に基づき、歴史の事実を尊重した上で、直接的な当事国の協議・交渉により海上係争・問題の処理を貫く。地域の多国籍安全枠組みにより、海上行為規範および危機管理を強化する。護衛航行、人道援助、海賊撲滅、海上テロ対策などの協力を強化し、アジア太平洋の調和的で安定的な海上秩序を共に維持する。

(三)テロリズムは人類の公敵。テロの脅威が日増しに常態化する現実に直面し、国際社会は協力し、国連の指示を受け、前提条件を設けずテロ攻撃の「統一戦線」を築く。すべての形式のテロを共に警戒・攻撃し、政治化と「ダブルスタンダード」を放棄する。総合的な施策、表面的・根本的な問題の解決を貫き、各種形式のテロが生まれる条件を根本から取り除く。

(四)グローバルガバナンス体制の変革の共同推進は時代の需要。グローバルガバナンス問題において、協議・共同構築・共有の原則を貫き、グローバルガバナンスを断固推進する。各国軍隊はグローバルガバナンス、特に安全ガバナンス体制において、平和を守る礎、相互信頼を促進する使者、協力を推進する原動力になるべきだ。

(五)協力・ウィンウィンの新型国際関係の構築を共同推進。世界各国の利益と運命は現在、より緊密に結びついており、互いに融合する運命共同体を形成している。各国は平和的発展、協力・ウィン・ウィン、相互信頼・包容、共同責任を貫く。自国の利益を求める際に各国の合理的な関心事にも配慮し、自国の発展を求める際に各国共同の発展を促進し、自国の安全を守る際に各国の安全を尊重する。苦楽、安全と危険を共にする人類運命共同体を構築する。

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