中国語  日本語
ホーム > 中国 > 記事全文

程大使、被災地青少年訪中団結団式に出席
2012-03-30 14:10:37   From:   コメント:0 クリック:

程永華大使と汪婉・夫人は3月27日、成田空港に行き、宋慶齢基金の招きで訪中する日本の被災地の青少年100人の結団式に出席した。訪...

程永華大使と汪婉・夫人は3月27日、成田空港に行き、宋慶齢基金の招きで訪中する日本の被災地の青少年100人の結団式に出席した。訪中団団長の村山富市日中友好協会最高顧問・元首相、村岡久平日中友好協会理事長、宋慶齢基金理事で、梅屋庄吉の子孫小坂文乃さんがかけつけてあいさつした。
 

   程大使は中国で休養する東日本震災地の生徒に歓迎の意を表した後、次のように述べた。昨年の地震発生後、私は被災地を5回訪ね、地元の人々の困難と苦しみに胸を痛め、同時にまた被災した人々の粘り強い自助努力と積極的復旧復興への精神に敬服した。
程大使はさらに、次のように述べた。災害が起きると、中国社会はすぐにさまざまな支援と援助をよせた。宋慶齢基金が被災地の青少年100人を休養と交流のため中国に招いたことは、中国人民の日本人民に対する深いよしみをよく現したものだ。子供たちが今回の旅行を通じて三つの目的を達するよう希望する。


 

 第一は元気を出すこと。中国滞在中の諸行事を通じて、元気を取り戻し、よりよく学業を続け、古里を築けるようにしてほしい。

   第二は中国を知ること。今回の訪中団の大多数の子供は中国に行ったことがない。新聞やテレビを通じて中国について多少の印象をもっているかもしれない。みなさんが今回の訪問を通じて、ほんとうの中国を自分の目でみ、自分の心で感じ、中国への理解を深めてほしい。

   第三は中国と中日関係に一層関心をもつこと。「国の交わりは民の相親しむにあり」という。両国には二千年の友好交流の歴史がある。地理的にみれば、中国と日本は引っ越すことのできないお隣同士で、文化的に言えば、両国は文化が近く、似通っている。身近な体験を通じて、中国と中日関係に一層強い興味をもち、今回の旅が一つのよい思い出になるようにしてほしい。


 

 村山元首相はあいさつで、次のように述べた。宋慶齢基金が被災地の生徒を招いてくれたことに感謝する。これらの青少年は被災地の復興を担い、また日本と日中関係の将来を担っている。滞在中、胸襟を開いて中国の生徒たちとの交流を深め、自分の目で日中両国の同じ点と違いを見つけてほしい。今回の旅行を自分が向上するためのバネにし、日中友好とアジア振興の担い手になるよう努力してほしい。大きな成果を祈る。

   地震発生後、宋慶齢基金は被災地に青少年100人を中国での保養に招くことを申し出ていた。一行は岩手県、宮城県、福島県と茨城県の被災地から集まっており、すべて高校生と中学生。北京と上海で8日間の参観訪問を行い、中国の中・高校生と交流する。



地震発生後、宋慶齢基金は被災地に青少年100人を中国での保養に招くことを申し出ていた。一行は岩手県、宮城県、福島県と茨城県の被災地から集まっており、すべて高校生と中学生。北京と上海で8日間の参観訪問を行い、中国の中・高校生と交流する。 

熱に関連する単語の検索:大使 被災地 訪中

前の記事:中国企業のために平等な市場環境を
次の記事:北京市、屋内公共スペース全面禁煙へ

分享到: 收藏