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上海ディズニーも苦戦…中国のテーマパーク事情が興味深い
2016-11-03 12:39:43   From:まとめ   コメント:0 クリック:

■今年6月に「上海ディズニー」がオープンした中国

消費者主導の経済成長を打ち出している中国の、威信と今後の命運をかけたビッグプロジェクトでもある。

やっぱりトロンはカッコよかったし、すげぇ楽しかった。 乗車中の動画撮りたかった。 #上海ディズニーpic.twitter.com/eaFDB9bLjl

雨の日に上海ディズニー アトラクション本当すごい、 ショーが若干微妙、 独特な騒がしさが中国。 そして旅は道連れ世は情け 一期一会に感謝。 pic.twitter.com/6ZN5CGOz0O

■そんな中国は”テーマパークの建設ラッシュ”真っ只中

中国ではここ数年、他国に類を見ないほどのペースで国内にテーマパークが建設。

資金が投入されたプロジェクトは実に300件を超え、今後も競争は激化するとみられている。

写真は2009年9月にオープンした、中国最大規模の遊園地「上海ハッピーバレー(歓楽谷)」

■2020年には北京に「ユニバール・スタジオ」が誕生する

中国・北京で、米ハリウッド発の映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ」の建設が始まった。

”世界最大規模”のユニバーサル・スタジオになる模様

同園を中心としたリゾートエリアの総面積は400ヘクタールで、二つのリゾートホテルや複合商業施設なども併設。

園内には定番のジュラシックパークのほか、「ミニオンズ」などの7大テーマランドが設けられることが明らかに。

未来型アトラクションを併設した映画セットの計画も着手するなど、「世界最大規模のユニバーサルスタジオになる」という。

2020年にオープン予定で、シンガポール、大阪に次いでアジアで3番目の開園

■皆さんの反応

ほぼ時を同じくしてワンダシティの第一パークが完成。 シックスフラッグスも進出予定。北京もユニバ招致中ときたもんだ。 中国本気出してきたなぁ。こっから5-10年位で一時的にはアメリカ抜くんじゃないかな?

ユニバって北京建設中で韓国にもできるとか。日本とシンガポールにあるってアジアにめっちゃあるがなw フロリダ行ってみたい!この前はディズニー以外に割く時間がなかったから。けど次行っても結局ディズニーに費やすんやろなーあーまた行きたい。 matome.naver.jp/m/odai/2142213…

中国なら数もいるし、ハリウッドネタだけで生きていけるのかな。日本では早々に息切れして、国産ネタを囲いにいったわけですが、中国ではいかに?一緒に日本のコンテンツも売り込めればいいですね。 / 北京「ユニバ... npx.me/AQ6U/Lsyx#NewsPicks

北京にユニバできるからもしかしたらその煽りでUSJにも良い流れくるかもとは思うよ 任天堂エリアの開発もあるし

上海にディズニー出来たってホットになってるけど、北京にユニバが出来たら Universal Studio Beijing で略称がUSBになるの俺的にツボ

東京や上海のディズニー 大阪や北京のユニバ オモロイ流れやな〜

■しかし懸念もある

上海ディズニーブームは早くも下火に

予想されていたほど客足は伸びず

現在は待ち時間ゼロで入園でき、アトラクションもほとんどが待ち時間はない(たとえ待っても1時間以内)。

開園以来の入場者数は1日当たり平均で2万人前後で、年間に換算すると約730万人。

多くのアナリストが予想していた1500万人の半分以下で、同園の目標である2500万人には程遠い数字。

米ディズニーが1830万人、東京ディズニーランドが1660万人

苦戦している理由

ディズニーに対する認識の違い

上海市民は同園のことを、“子どものための贅沢な遊園地”としか見ていない。

大人たちはディズニーキャラクターにあまり馴染みがなく、日本のような”夢見る大人たち”はほとんどいない。

入場料は大人一人あたり、平日で370元(1元=約15円、5550円)、ピーク時で499元(約7485円)。

中国の都市部の平均年収が、約6万2029元(約103万円)

庶民からすれば常軌を逸した金額で、ネット上には「いくらなんでも高すぎる」と不満の声が挙がる。

中国人のライフスタイルと合っていない?

「週末は家族そろって戸外へ外出」という日本のようなライフスタイルは、中国では限定的。

そもそも上海では子どもを戸外で遊ばせる習慣がなく、「外出しても混雑にあうだけ」と、外出に消極的な市民は少なくない。

テーマパークに年に何度も行く人はほぼ皆無で、大半の人がせいぜい年1、2回程度と、テーマパークのリピーター率は低い。

その他に「サービスの質に不満」など、理由は様々

■ディズニーにユニバーサル…テーマパークの苦戦は今後も続きそう

アジアはテーマパークラッシュ 北京にユニバ建設へ 2015には上海ディズニーが開園 因みに大阪のユニバは本家米国のユニバより1.5倍の入場者数を誇ってますよー(^^)pic.twitter.com/uW5scY476C

大規模テーマパークは東アジア地域だけでもこんなにある

中国では内需喚起が大きな課題となっているが、彼らの消費の対象は依然、日用品が中心。

海外旅行が増加する一方、「国内のテーマパークの8割は赤字」とも言われており、しばらくは厳しい戦いを強いられそうだ。


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