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中国 引き続き金融・医療などの対外開放推進へ
2011-12-05 13:25:49   From:   コメント:0 クリック:

【新華社北京12月4日】兪建華商務次官補は17日、次のように語った。当面中国の貿易黒字規模は引き続き減少するが、現在は適正なゾーンに...

【新華社北京12月4日】兪建華商務次官補は17日、次のように語った。当面中国の貿易黒字規模は引き続き減少するが、現在は適正なゾーンにある。今後中国は引き続き沿海、内陸、国境沿いの開放を推し進め、消費財市場と金融、物流、医療などサービス業の対外開放を拡大し、より積極的かつ自主的に経済のグローバル化に参加し、より積極的かつ自主的に互恵・ウィンウィン(共に勝者となる意)の開放戦略を実施する。

  兪次官補は、今年1―10月、中国の貿易黒字規模はより一層減少し、国内総生産(GDP)に占める割合はわずか約1・4%で、対米を含む対外貿易がほぼ均衡状態にあると指摘し、中国はわざと黒字を追求しはせず、これは今後の目標だと強調した。

  世界貿易機関(WTO)に加盟してから中国が受けた反ダンピング、反補助金、保障措置など国外の貿易救済調査は計690件余りで、関連金額は約400億㌦、そのうち米国によるものが約100件、欧州連合(EU)が起こしたものが70件余りあり、中国は長年続けて世界で最も多く反ダンピング、反補助金調査に遭っている。

  兪次官補は、貿易規模と経済・貿易交流の増加に伴う貿易摩擦の事案件数の上昇に、一方では平常心で当たる必要があるが、他方では一部の国が中国製品に対して採る差別的な措置はWTOの権利の乱用で、受け入れられるものではないとの考えを示した。

 兪次官補は次のように語った。WTOの各構成員がWTOのルールに基づき、貿易摩擦を適切に処理し、WTOの紛争解決メカニズムの権威を守り、政治的、感情的になるのを避け、特に国内問題を多国間貿易ルールの上に置くことを避けるよう希望している。中国はWTOに加盟して10年、全面的に加盟の約束を履行し、平均関税水準を15・3%から9・8%にまで下げ、100のサービス貿易部門を開放し、3000余りの法律・法規を改正、あるいは新たに公布し、より安定した予見可能な貿易システムを築き上げた。

  市場化プロセスの加速、安定した貿易体制の構築および「非差別的」、「透明性の高い」、「公平な競争」などの原則が浸透したことによって、中国製品の国際市場進出の歩みは絶え間なく加速している。中国のモノ貿易の規模は10年間に3歩大きく踏み出し、2004年、2007年、今年、それぞれ1兆㌦、2兆㌦、3兆㌦の大台を突破した。

  これと同時に、中国の国際資本を呼び込む力はますます強くなっており、10年間の外資利用累計は7000億㌦を超え、34万7000社の外資企業が中国に進出した。 

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