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中国のネット生番組、子供たちが有名博物館を見学
2017-09-02 22:47:30   From:チャイナネット   コメント:0 クリック:

 中国の18万世帯以上の子供が今週、10の有名博物館をネットで見学した。この毎回約2時間のネット生番組は、高品質のアニメーション、中国人リポーターの博物館訪問映像、上海の中国人学者のリアルタイム解説を結びつけた。米NYタイムズ(電子版)が24日に伝えた。

 

 各家庭は同番組を制作する上海教育スタートアップ企業の芝麻学社に対して、19.9元の入館料を支払う。同社は生番組を公共サービスとして、農村部の174の教室に寄贈している。

 

 教育専門家によると、「児童10万人が世界10大博物館を見学」と呼ばれるこのプログラムは、ネット生番組技術により中国の遠隔教育能力の改善を促す可能性を示している。ネット生番組は、中国のSNSで非常に流行している。

 

 香港大学教育学科の王丹准教授は「中国政府はこの10年間に渡り農村教育に大規模な投資を行っている。多くの地域でこれらの投資の物的効果が顕著だ。例えば多くの学校は図書館を新設されたり、その他のインフラが改善された。さらにインターネットと接続し、デジタルプロジェクターや電子ホワイトボードを手にした」と説明した。

 

 専門家によると、中国都市部の教育者は農村教育の不足を補うため、農村部の教室向けに生番組教育番組を届ける試みを続けている。北京と上海に事務所を置く市場調査会社のDX諮訊が今年4月に発表した報告書によると、中国のネット生番組がコミュニケーション以外の分野に拡大するに伴い、教育の生番組が増えているという。同社は報告書の中で、中国ネット生番組サイト「YY」の分析を引用し、同サイトの3月の生番組(計1051)のうち、32が教育番組だったとした。

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