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中米が貿易戦争回避をめぐり交渉中 外交部が論評
2018-03-28 14:47:57   From:チャイナネット   コメント:0 クリック:

 「中国と米国が水面下で貿易戦争回避をめぐり協議・交渉中」という報道について、中国外交部の華春瑩報道官は27日、関連する質問に回答した際に「協議・交渉は互恵・ウィンウィンであるべきで、開放も双方向であるべきだ。米国とその他の国が、国内外企業が正常な投資・ビジネス活動を展開できるようにするため、公平で差別のない経営環境を整えることを願う」と述べた。

 

 同日の定例記者会見において、記者からは「ウォール・ストリート・ジャーナルなどの報道によると、中国と米国は水面下で貿易戦争回避をめぐり協議・交渉中だ。米国側は中国側に、米国製自動車の減税、米半導体製品の輸入拡大、米金融企業へのさらなる市場開放などを要請したという。中国側はこれについてどう論評するか」という質問があった。華報道官は次のように回答した。

 

 中国側は一貫して、協議・交渉により貿易紛争・摩擦を適切に解決するよう主張しており、そのために取り組んでいる。我々の協議・交渉の扉は常に開かれている。ただし強調しておかなければならないが、この協議・交渉は一方が居丈高に要求を提起するものではなく、双方が相互尊重し、平等に付き合い、建設的になる協議・交渉でなければならない。結果は互恵・ウィンウィンであるべきだ。


中国はこの40年間で世界が注目する大きな成果を手にしたが、これは改革開放のおかげだ。我々は今後もさらに開放を拡大し、改革を掘り下げる。中国の開放は自主的な開放であり、引き続き自国が定めた目標、確定したルート及び計画のペースを守り、秩序正しく推進していく。

 

 第19回党大会の報告は、全面的開放の新構造の形成を推進し、高水準の貿易・投資自由化及び円滑化政策を実施し、市場参入条件を大幅に緩和し、サービス業の対外開放を拡大し、外資系企業による投資の合法な権益を保護すると明確に指摘した。先ほど閉幕した全国両会(全国人民代表大会、全国政治協商会議)で可決された中国政府活動報告も、開放の範囲とレベルをさらに切り拓き、開放の構造及び体制・メカニズムを改善し、高水準の開放により質の高い発展を推進すると指摘した。世界共通の経済・貿易ルールとの結びつきを強化し、世界一流の経営環境を構築する。我々の取り組みの方向性は、13億人の市場を中国企業、各種所有制企業が公平に競争できる市場にすることだ。

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