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外交部長が日本の安倍首相と会談=東京
2018-04-17 11:59:28   From: cri    コメント:0 クリック:

王毅国務委員兼外交部長は16日、東京で日本の安倍晋三首相と会談しました。

 王部長は会談で、「ここ数年来、両国関係は紆余曲折を経験し、各分野における交流と協力が影響を受けた。安倍首相は去年から、幾度にも渡って中日関係の改善に積極的なシグナルを発信していることを、中国は非常に重視している。今回のお招きの下での訪日が、両国関係を正しい軌道に再び回帰させる為の重要な一歩となるよう願っている。両国関係が改善し、それを安定させることができれば、中日両国はより親密な交流と広範な協力を展開できる。この実現のために、中日の4つの政治文書の原則に則り、両国関係の政治的基礎に影響を与える敏感な課題について善処し、互いを協力パートナーと見なし、脅威な存在と見なさないとする共通認識を形にし、それを日本社会の各界の共通認識にして行くことが必要だ。また、経済貿易協力の新たな原動力を発掘し、中日経済貿易関係を新たなスタートライン上においてアップグレードしなければならない。また、中国側は、安倍首相が『一帯一路』建設について積極的態度を示したことを重要視している。日本が『一帯一路』の建設に加わることは、両国経済協力に新たな可能性を切り開くことになる。中国側は、その妥当な参加方式と具体的な内容について日本側と討議したいと考えている。双方は交流と調整を強化し、保護主義に反対し、世界貿易機関(WTO)を中心とする世界の自由貿易システムを擁護し、オープンな世界経済を構築すべきだ」と述べました。

 これに対し、日本の安倍首相は、「日本は対中関係を極めて重視している。日中平和友好条約締結40周年を契機に両国関係の全面的な改善を促進し、ハイレベルの交流を実現し、戦略互恵関係の枠組み内でより広範な協力を展開したい。また、日本側は習近平主席がボアオ・アジアフォーラム2018年年次総会で発表した開放拡大に関する新たな措置に高く注目しており、関連の動きが日中経済関係を促進すると信じている。私は李克強首相が日本で開かれる中日韓首脳会議に出席し、日本を公式訪問することを期待しており、日本訪問を歓迎したい。また、『一帯一路』建設が地域経済の復興と発展に有益であるよう期待している。そして、日本も同じくWTOの規則を重視し、それに従って経済貿易問題が解決されることを主張している」と述べました。

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