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崔天凱駐米大使、「中国製造2025」への憂慮は不要
2018-05-14 14:31:03   From:cri   コメント:0 クリック:

 米国駐在の崔天凱中国大使は現地時間11日にワシントンで、米国の政策シンクタンクである戦略国際問題研究所(CSIS)主催の「中米関係40年」のシンポジウムに参加した際、「一部の米国人は『中国製造2025』に憂慮しているが、これはまったく必要がないことだ」と述べました。

 崔大使は席上、「大小を問わず、世界中の国々は、いずれもハイテク分野で先を争っているが、中国も例外ではない。これはまったく正常なことだ。『中国製造2025』は中国が自国の産業発展に定めた目標だが、これらの目標の実現は他国を排除することの代価を意味しない。事実、この計画は中国企業、米国企業、世界各国の企業に開放している」と述べました。

 さらに、「当面の中米経済貿易問題が突出していることから、双方は互いの利益と関心事に配慮し、食い違いを適切にコントロールすべきだ。すべての問題を一次的に解決できないものの、短期的な問題の解決案を見出しながら、中長期的な構造性問題の解決の糸口を探していく」と提案しました。

 崔大使はまた、「これまでの40年、中国経済の成長は開放した条件下で得られたもので、これからも高品質な成長を実現するために、より開放された条件のもとで進まなければならない。いま、中国では多くのハイテク分野は追いかける段階にあり、対外開放を堅持し、他国との学び合いを続けて初めて、更なる進展を遂げるだろう」と述べました。そして、「これまでの40年、互恵共栄の経済貿易協力は中米関係の安定器と推進器であり、両国経済の緊密な融合、両国のマクロ経済の景気ぶりは、互いにとっても重要なことである。米国経済の持続的繁栄を望み、米国も中国の経済発展から利益を得られることを願っている」と期待を寄せました。

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