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中国経済が2018年「後半戦」に突入 ポジティブな要因が増加
2018-07-03 13:55:00   From:チャイナネット   コメント:0 クリック:

 2018年の中国経済「前半戦」が称賛すべき結果を残したことを受け、「後半戦」にも期待が高まっている。カギとなるのは、質の高い発展の要求に主体的に対応し、要求通りにできていることに一段と注力し、できていないことを適時に改め、改革開放40周年に向け発展への優れた解答を提示することだ。

 

 サッカーファンの目がどんどん赤くなり、FIFAワールドカップで白熱した戦いが繰り広げられている。1つの試合では往々にして、基礎となる前半戦に比べて、勝負が決まる後半戦のほうに独特の魅力がある。ファンの目には、窮地での反撃・ハラハラする場面の連続・番狂わせなど「予想外」の出来事の多くが後半戦で起こっているように映る。選手にとって後半戦は、最後の力を振り絞り、敵陣を攻め落とす重要な時となる。

 

 6月が終わり、中国経済は今年の「後半戦」に入った。中国にとっても世界にとっても、この「後半戦」には特別な意味がある。改革開放40周年の歴史の節目にあたり、新時代の全面的な改革開放深化はどうすれば難関を克服できるのか?質の高い発展の道はどうすれば着実に遠くまで進めるのか?人々は今年の「後半戦」のなかで答えを見つけたいと望んでいる。


 中国経済2018年後半戦の順調な推移に向け、ポジティブな要因が増えている。

 

 経済運営が安定の中で改善に向かっている。マクロ経済は安定し、GDP成長率は11四半期連続で6.7-6.9%の区間を維持、5月の都市部失業率は前月比でも前年同月比でも0.1ポイント改善している。ミクロ経済は活性化し、1-5月の全国新規登録企業は前年同期比で12.3%増加、社会全体の電力消費量・鉄道貨物輸送量などの物理的指標は増加傾向を維持した。信頼感が高まった。中国人民銀行(中央銀行)が発表した第2四半期企業家信頼感指数が前年同期比で10.4ポイント上昇した。

 

 発展の質が着実に向上している。収益は好調で、1-5月の全国一定規模以上工業企業の利益が前年同期比で16.5%増加し、伸び率は1-4月より1.5ポイント加速した。原動力は充実し、1-5月の新エネルギー自動車生産量が前年同期比85.3%増加、産業用ロボットは33.7%増加、ネット通販売上高は30.7%増加した。イノベーション力が高まり、1-5月のハイテク製造業とサービス業の投資成長率はそれぞれ9.7%と12.2%に達し、国内の発明特許出願数は56万件、承認数は13.9万件に達した。


 改革開放が前進した。7月に入り、中国は自動車の輸入関税を大幅に引き下げ、一部の日用消費財の輸入関税率についても平均15.7%から6.9%に引き下げた。開放拡大政策は、経済の質の高い発展を促すとともに、人々の素晴らしい生活へのニーズも満たし、一挙両得だといえる。海南を新時代の改革開放全面深化の新たな手本にするところから、広東・天津・福建自由貿易試験区の改革開放を一段と深化させるところまで、改革はとどまるところなく続き、開放は困難を恐れず勇敢に前進、中国経済の遥かな航海に力強い原動力を提供する。

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