中国 環境保護検査合格のレアアース企業15社発表
2011-11-25 11:43:26 From:xinhuanet コメント:0 クリック:
【新華社北京11月25日】中国の環境保護省は24日、環境保護検査に合格したレアアース(希土類)企業第一次分として15社を発表した。同省の陶徳田報道官は次のように説明した。
▽今後、各級環境保護機関は検査に合格していない企業については新規、改造、拡張プロジェクトの環境影響評価文書や上場のための環境保護検査申請の審査を行わず、また各種環境保護特別資金による支援や環境保護検査合格、基準クリア、法令順守の証明文書の交付をしてはならない。
▽レアアース業界の持続的、健全な発展をはかり、業界の環境保護水準を高めるため、今年4月から環境保護省は「レアアース企業環境保護検査業務に関する通知」と「レアアース鉱山生態系保護・管理修復強化に関する意見」を相次いで発表し、「レアアース企業環境保護検査弁法」(規則)と「レアアース企業環境保護検査業務指針」(ガイドライン)を策定し、各地がレアアース鉱物の採掘、製錬分離、金属製錬企業に対し、環境影響評価審査、汚染物質排出基準クリア、排出総量削減、汚染物質排出費用納付、クリーン生産、危険廃棄物処理について全面検査することを求めている。14の省(一級行政区)レベル環境保護機関が一次審査合格企業84社の名簿と審査結果を環境保護省に報告した。同省は厳格な審査を行い、合格企業15社を発表した。
▽環境保護検査で環境保護省はレアアース業界の環境保護の現状を基本的に把握した。現在、業界の企業は300社余りで、主に内蒙古、江西、広東、江蘇、福建、湖南、山東、広西、四川にある。検査状況をみると、業界の環境保護水準が全体的に比較的低く、環境汚染と生態系破壊問題が比較的際立っている。それは主に次の点に現れている。一部建設プロジェクトは環境影響評価制度に違反し、環境影響評価審査・認可を受けていない、または環境影響評価の承認を受ける要請を実行していない。固体廃棄物、危険廃棄物の処理が規範通りに行われていない。放射性廃棄物の大多数が未処理で、危険性がある。鉱山採掘企業による生態系破壊が比較的深刻である。
▽今回の環境保護検査で合格しなかった企業について、環境保護省は各地に対し、関係企業が改善に力を入れるよう促すことを命じた。生態系破壊が深刻で人々の健康を損なっている企業を各級環境保護機関が厳しく、迅速に処罰することを要請した。
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