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外交部、日本の駐英大使の指摘は不当
2014-01-08 17:21:37   From:人民網日本語版   コメント:0 クリック:

外交部(外務省)の華春瑩報道官は7日の定例記者会見で、日本の駐英大使の指摘について質問に答えた。



華春瑩報道官
 
  外交部(外務省)の華春瑩報道官は7日の定例記者会見で、日本の駐英大使の指摘について質問に答えた。

 ――劉暁明駐英大使が寄稿で日本軍国主義を「ヴォルデモート」と呼んだことを受けて、日本の駐英大使は英紙デイリー・テレグラフへの寄稿で「中国は軍拡を続け、一方的措置によって現状を変更している。中国の前には2つの道がある。1つは対話を図る道、もう1つは『ヴォルデモート』の役割を演じて、地域の安全を脅かす道だ」と指摘した。これについてコメントは。

 その人物の発言は無知で、不当で、傲慢であり、具体的コメントは控えたい。ただ、皆さんに1つの史実に注意するよう促したい。歴史上、日本が軍国主義の侵略戦争を発動したのであり、中国など地域諸国の人々に甚大な災禍をもたらし、中国だけで3500万人以上を死傷させた。日本軍国主義が歴史上近隣国に対して犯した罪は書き尽くせぬほど多く、否認し、消し去ることは誰にもできない。日本の指導者は第2次大戦のA級戦犯を祀る靖国神社を公然と参拝し、神社は当時の侵略戦争は正当だったと公然と喧伝している。これが軍国主義の亡霊が消えずにいるのでなければ何なのだ?!

 また、皆さんに1つの事実に注意するよう促したい。中国の人口は日本の10数倍、面積は日本の約26倍で、1人当たり軍事費は日本の5分の1に過ぎない。軍拡をしているのはどちらだ?地域の安全を脅かしているのはどちらだ?皆さんには一目瞭然だと信じる。

 最後に付け加えるが、アジアと世界の他の地域の国々にとって、軍国主義の侵略は日本の歴史における最も暗黒の「魔」であり、日本は自らの歴史上、心理上のこの「魔」を勇敢に直視し、かつ打ち勝って初めて、アジア近隣国と国際社会の信頼を真に取り戻すことができるのであり、さもなければ歴史の被告席に引き続き立たされるだけだ。

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