長春税関が密輸入された117個の熊の手を押収
2012-01-16 15:32:43 From: コメント:0 クリック:
【新華社長春1月14日】長春税関は約1年間にわたって捜査を続け、117個の熊の手を密輸入した事件を解決した。国家林業局野生動植物検査...
昨年3月、長春税関が管轄する琿春税関密輸捜査局の職員が国境地域で捜査を行っていた際、外部の人間が複数の手下を使い、しばしば国境を超えてロシアに入り、密輸を行っているとの情報を入手した。職員の捜査で、杜容疑者が密輸を行っていることを突き止めた。
昨年12月13日、杜容疑者が再び手下を集め、国境を超えて密輸を行ったため、琿春税関密輸捜査局が8人の容疑者全員を逮捕し、密輸入された117個の熊の手と輸送に使われた2台の車両を押収した。その後、杜容疑者の家を捜索し、密輸された4個の麝香、11個の熊の肝、2個の鹿の尾を発見した。
国家林業局野生動植物検査検疫センターなどの関係機関が鑑定した結果、117個の熊の手のうちの103個はツキノワグマのもの、14個はヒグマのもので、総重量は125・82キロ、価格は58万6170元だった。検査検疫センターの職員によると、これだけの数の熊の手は、少なくとも26頭のツキノワグマと4頭のヒグマを殺さなければ手に入らないという。
ブラックマーケットでの熊の手の価格は1キロあたり3500~4000元で、加工されたものは6000元を超えるため、密輸に走る犯罪者が後を絶たない。ツキノワグマは国家2級保護動物で、関連規定に基づいて、中国は絶滅が危惧されている貴重な動物、植物(標本を含む)などの輸入を禁止している。
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