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王毅外相、南中国海に関するフィリピンの主張に反論
2015-08-08 08:51:52   From:中国網日本語版   コメント:0 クリック:

東南アジアや東アジアをめぐる一連の外相会談では6日、フィリピン外相が中国の南中国海政策を攻撃し、中国を標的とした仲裁裁判所への提訴
東南アジアや東アジアをめぐる一連の外相会談では6日、フィリピン外相が中国の南中国海政策を攻撃し、中国を標的とした仲裁裁判所への提訴を訴えた。日本外相はフィリピンを支持し、あらゆる人工島は合法的な権益を生むものとはなりえないと主張した。王毅外相はすぐに、中国側の立場を全面的に説明し、フィリピンと日本の事実と異なる指摘に反論した。

王外相は、南沙諸島をめぐる論争は昔からの問題であると指摘した。南中国海の諸島は中国の領土である。中国が発見し、南中国海の諸島を命名してから2千年の歴史が経過している。この歴史的事実は、各国の資料にも記載がある。1970年代になって、南中国海の海底に石油があるとの報道が現れると、一部の国が島の侵略と占領を始め、中国の合法的権利が損なわれることとなった。国際法に基づき、中国は、自身の主権と権益を守る権利があり、中国の合法的な権益を蚕食する違法な行動を再び許さない権利がある。

王外相は、フィリピン代表は南中国海の問題を持ち出すが、真相は語っていないと指摘した。例えば、フィリピンは、黄岩島と南沙諸島の一部の島はフィリピンに属すると主張する。だが実際には、フィリピンの領土の範囲を確定した1898年の「パリ条約」、1900年の「ワシントン条約」、1930年の「英米条約」に基づけば、フィリピン領土範囲の西部の境界は東経118度線となる。だが黄岩島と南沙諸島は完全に東経118度線の西側にあり、フィリピンの領土とは言えない。フィリピン独立後、フィリピンの国内法とフィリピンが締結した関連条約は、上述の3つの条約の法的効力を認め、フィリピン領土の範囲が東経118度までに限られることを確認している。だが1970年代以降、フィリピンは4回の軍事行動を通じて、中国の南沙諸島の8つの島を違法に選挙した。これこそが中国とフィリピンの領土争いの本当の起源である。

王外相は、中国は実際には南中国海問題の被害者であるが、南中国海の平和と安定を守るため、極めて抑制的な立場を保持してきたと強調した。中国の基本的な主張は、歴史の事実を尊重することを土台とし、国連海洋法条約を含む国際法に基づき、協議と交渉を通じて平和的に争いを解決することであり、この立場は今後も変わることはない。

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