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農水省、牛乳の賞味期限長くし輸出促進 急速冷凍で鮮度維持
2016-06-06 09:28:09   From:   コメント:0 クリック:

 農林水産省は2017年度にも風味や鮮度を保ったまま牛乳を輸出できるようにする。短時間で冷凍できる技術の実証実験に乗り出し、賞味期限を現状の2週間程度から数カ月に延ばす。実現すれば世界初とみられ、国内市場に依存する酪農産業の活性化につながる可能性がある。

 農水省の補助事業として乳業メーカーの業界団体である日本乳業協会(東京・千代田)が実証実験を始める。同協会は月内にも実験に参加する企業を公募する。1000万~2000万円とみられる事業費は全額、農水省が15年度補正予算から出す。

 鮮度が重視される一般的な牛乳の賞味期限は2週間程度しかなく、輸出は事実上不可能な状態にある。一方、高温で牛乳を加熱して2~3カ月保存できるようにした「LL牛乳」は香港や台湾に輸出されているが、一般的な牛乳より風味は劣る。14年の輸出額は6億2000万円にとどまっている。

 農水省は一気に温度を下げる「急速冷凍」と呼ばれる技術に着目した。食品や再生医療の分野でも使われているこの技術を使えば、組織や細胞の破壊を極力抑えつつ、牛乳本来の風味を残しやすくなるとみている。実証実験では紙パックを急速冷凍しても衛生面で変化がないかなどを確かめ、実用化にメドをつけたい考えだ。

 政府は20年に牛乳・乳製品の輸出額を140億円と15年より5割増やす目標を掲げている。


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