中国語  日本語
ホーム > 経済 > 記事全文

中国の対米直接投資が初めて米国の対中直接投資超える 最新報告
2016-11-21 11:39:08   From:人民網日本語版   コメント:0 クリック:

非営利組織(NPO)の米中関係全国委員会(NCUSCR)と米国海外投資コンサルタント会社のロディウムグループが17日に上海で発表した報告によると、2015年の中国の対米直接投資が150億ドル(約1兆6500億円)を超え、初めて米国の対中投資を上回り、双方向の投資が中米関係において、重要な位置を占めるようになっていることが明らかになった。 新華社が報じた。

1999年から2015年の25年間の中米直接投資にスポットを当てた同報告によると、同期間、米国の対中国直接投資は累計2280億ドル(約25兆800億円)に達した一方、中国の対米直接投資は640億ドル(約7兆400億円)だった。米国の対中直接投資は中国の対米直接投資の3.56倍であるものの、近年はその動向が逆転している。

報告によると、米国の対中投資は08年に210億ドル(約2兆3100億円)とピークに達したのを最後に減少し始め、年間平均130億ドル(約1兆4300億円)にまで落ち込んでいる。それに対して、中国の対米直接投資は11-15年の間、毎年平均30%のペースで増加し、08年の10億ドル(約1100億円)未満から15年には150億ドルに激増した。16年にはさらに増加し、250-300億ドル(約2兆7500-3兆3000億円)に達すると見込まれている。

同報告は、中国の経済成長の速度や経済構造の変化の速度が他の主なエコノミーをはるかに上回っており、それが中国の対米直接投資が初めて米国の対中国投資を上回る結果を引き出したと分析している。中国の対米直接投資は、企業のM&Aが中心で「グリーンフィールド投資」ではない。また、投資者は国有企業から私営企業へと移り変わっている。

同報告の作者の一人であるロディウムグループの経済学者・ティロ・ヘインマン氏は、「中米両国の投資関係は、多くの人が考えているより緊密で、この種の互恵投資は貿易による安定した収益を大きく上回る収益をもたらしている。そのような関係は婚姻関係のようなもので、双方が継続的に交流し、永続的な約束をしなければならない」との見方を示す。
 

同報告は、「中米の双方向の直接投資はまだまだ飽和に至ることはなく、成長の余地はかなり大きい。特に、中国の企業の対海外投資は始まったばかり。中国国内で経済の構造転換の展開を背景に、中国企業は今後数十年、世界中で数千億ドルを投じて、ビジネススタイルのモデルチェンジを行い、全体的な超越を実現する可能性がある。同時に、中国の米国系企業も増資の準備を整えており、さらに多くの地域や中国の消費者との連携を通じて、中国の医療関係や研究開発、現代サービスなど急成長している分野への参入を試みるだろう」と予測している。

同報告によると、現在、米国企業が中国で雇用している従業員の数は160万人を超えている。また、一方の中国企業も米国において10万以上の雇用機会を創出している。中米の双方向投資がもたらす益は、両国の90%の州や省をカバーしている。

米中関係全国委員会のスティーブ・オーリンズ委員長は、「外国からの投資は、米国の新政権にとって、雇用創出のエンジン」との見方を示す。米国はさらに積極的に政策を打ち出して、中国を含む海外からの投資を呼び込み、米国の人々に一層多くの雇用機会を創出して、米国経済の発展を牽引しなければならない。

熱に関連する単語の検索:中国 米国

前の記事:格安スマホ・フリーテル、半年ごとに機種変更 月1590円から
次の記事:「とらふぐ亭」の東京一番フーズ、米国進出へ

分享到: 收藏