１１月の中国非製造業ＰＭＩ４９・７　大幅低下
2011-12-05 13:30:44   From：   コメント：0 クリック：

 【新華社北京12月5日】中国物流購買連合会（ＣＦＬＰ）が３日発表した１１月の非製造業購買担当者指数（ＰＭＩ）は４９・７で、１０月の５７・７から大幅に低下した。１０月も非製造業ＰＭＩは前月に比べ下がっている。

　また１１月の製造業ＰＭＩは４９・０まで下がっており、景気拡大・後退の節目の５０を割り込んだのは２００９年２月以来。

　ＣＦＬＰの蔡瑾・副主席は「オフシーズンの低消費と建設業界の需要落ち込みが非製造業ＰＭＩを押し下げた」と指摘している。

　非製造業ＰＭＩの構成指数が前月に比べ低下しており、新規輸出受注指数は４・８ポイント下がって４５・６、中間投入価格指数は１・３ポイント下がって５４・４となった。新規受注指数は４７・２で、５・３ポイントの大幅低下となった。これに対し景況指数は６０・７で、０・１ポイント上昇した。

　ＣＦＬＰの非製造業ＰＭＩは輸送、不動産、小売り、飲食、ソフトウエアなど２０業種の約１２００社の調査に基づいている。