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GDP成長に浮かれる米国 IMFは「中国に抜かれる」と警告
2018-08-01 13:31:52   From:チャイナネット   コメント:0 クリック:

 米政府が27日にワシントンで発表したデータによると、米国経済は第2四半期に力強い成長を実現した。しかし国際通貨基金(IMF)は、別の経済国も急成長中と注意を促した。

 

 報道によると、IMFは年次報告書の中で「成長率が緩やかに低下しているが、中国は依然として2030年までに世界最大の経済国になる可能性がある」と予想している。

 

 報道によると、米国の第2四半期のGDPは名目で前年同期比4.1%増となり、この4年弱で最も高い伸び率を示した。同期の中国のGDPは6.7%増の約13兆ドルに達した。

 

 中米貿易戦争が続くなか、この王座争奪戦が特に注目されている。米国のドナルド・トランプ大統領は総額5000億ドルの中国製品に追加関税を導入すると脅している。これは米国の中国からの年間輸入額に相当する規模だ。


 IMFは先週、中国との4条協議を終え、声明を発表した。中国との4条協議に参与したIMFの当局者は、新華社からの独占インタビューに応じた際に「中国の経済成長は依然として高い将来性を持つ。IMFは中国の今年の経済成長率を6.6%と予想している。これは中国が現行の政策方針を踏まえた上でリバランスを推進し、その他の改革を実施するため機会を提供した」と述べた。

 

 同氏は「今年第2四半期の中国経済の成長率は6.7%で、やや低下したとはいえ依然として力強い成長だ。またサービス業や消費拡大が好調で、経済リバランスが引き続き進展している」と話した。IMF協定の第4条によると、IMFは毎年各加盟国に調査チームを派遣し、マクロ経済政策、経済発展情勢について各加盟国と協議し、IMFの方針を決める理事会で議論を行う。

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