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企業のGDPR対策を支援 IIJ、代理人紹介など
2018-11-13 12:53:04   From:日経   コメント:0 クリック:

インターネットイニシアティブ(IIJ)は欧州連合(EU)が施行した一般データ保護規則(GDPR)への対応を支援するプログラムの提供を始めた。弁護士などの代理人のあっせんや、関連書類のチェックなど幅広い内容をカバーする。日本企業のGDPR対策は遅れているとみて、EU域内で個人データを扱う企業に売り込む。

サポート内容に応じて4つのプログラムを用意した。EU域内の弁護士など代理人を選定するプログラムでは、日本語での取り次ぎなどもし、監督機関や個人からの問い合わせに対応する。価格は初期費用が税別30万円、基本の年間料金は同9万6千円から。

実際に個人データの侵害が起きた場合に対応をサポートするプランも提供し、報告書の作成などを手がける。企業が作成した文書や対策状況についてアドバイスし、改善するプランもある。

GDPRはEUが今年5月に施行した。個人データの取得や処理方法などを規制し、違反した企業には高額の制裁金を科す。世界的な個人情報保護の枠組みはGDPRを軸に進む可能性が高まっている。

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