中国語  日本語
ホーム > 経済 > 記事全文

自動車問題「進展なし」 米EUが通商協議
2018-11-15 11:38:54   From:日経   コメント:0 クリック:

米国と欧州連合(EU)は14日、ワシントンで閣僚級の通商協議を開いた。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と会談したマルムストローム欧州委員(通商担当)によると、米国産大豆や液化天然ガス(LNG)のEUによる輸入拡大策を議論したという。焦点の自動車分野は議論に進展がなかった。

米EUが通商協議を開くのは今月6日の中間選挙後で初めて。7月の首脳会談では、自動車以外の工業品分野で「関税ゼロ・非関税障壁ゼロ・補助金ゼロ」を目指す貿易交渉に入ると合意。交渉中はEU産自動車への追加関税を棚上げすることで一致したが、マルムストローム氏は14日、米メディアに「今回は自動車問題の協議はなかった」と話した。

米国とEUは11月下旬までに、本格的な通商協議に向けた論点を整理し、交渉開始に向けて両首脳への報告書をまとめるとしている。日本も米国と物品貿易交渉(TAG)を開始することで合意しており、日本側当局者は米国とEUの自動車問題を巡る協議を注視している。

熱に関連する単語の検索:

前の記事:パプアAPEC開幕 閣僚会議、自由貿易など議論
次の記事:中国ゲーム規制、業界に逆風 テンセント時価総額4割減

分享到: 收藏