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「双11」の配達状況 近所を通過し隣の省へ
2018-11-15 11:52:20   From:チャイナネット   コメント:0 クリック:

 

11月14日、「双11」から3日が経過したが、商品は届いただろうか。

 

 「双11」の商品受け取りピークになり、中には1日に24個の荷物を受け取る人もいる。また、物流情報をSNSで公開し、「未発送」、「別の地域への輸送ミス」、「配達員の所で止まったまま」などの状況に対してつっこむ人もおり、セールを楽しんだ人たちは待ちきれない様子である。

 

 2009年、最初の「双11」開催時、宅配会社は倍増した荷物を処理しきれないという事態に陥った。10年が経っても、配達の異常状況は存在する。業界関係者は、2013年から、処理しきれないという現象が発生しているが、宅配物が激増して配達効率に影響が出るのはある程度仕方のないことだと話す。

 

気まずい状況

 

配達ピーク時に発生する異常

 

発送から3日たってもまだ発送地で止まっている

 

 成都市民の劉さんも「双11」で買い物をし、そろそろ届く時期だがまだ届かずに苛立ち始めている。14日の時点で3つがまだ発送されておらず、1つは物流情報に発送済と表示されて3日経ち、発送地の杭州で止まったままになっている。 

 

 「発送が間に合わないのは仕方ないが、止まったままなのは理解できない」と劉さん。物流情報を見ると、彼女の荷物は12日に杭州で発送されたが、まだ杭州にある。カスタマーセンターは、発送されたが、配達に時間がかかっていると説明したという。

 

荷物が家の近くまで来た後に隣の省に移動

 

 劉さんと違って、成都市のネットユーザー「紅薬糛」さんは泣くにも泣けず笑うにも笑えない状況に遭遇した。彼女の荷物は11日に武漢で発送され、13日午前7時に成都市に順調に到着した。もうすぐ届くと思い、2時間後に物流情報を見ると、荷物は貴陽市にあり、夜には黔西南プイ族ミャオ族自治州に輸送された。

 

 「早く届いて欲しいのに、成都に来てまた遠ざかってしまった」と「紅薬糛」さん。カスタマーサービスに問い合わせていないが、長年のネット通販経験を持つ彼女は仕分け情報が間違っていると推測し、我慢して待つことにした。

 

市内発送の商品だが3日経っても届かず「荷物異常」に

 

 成都市郫都区在住の楊さんは市内発送の商品を購入し、荷物は12日に近所の配達所に到着した。「双11」の戦利品を最も受け取る人になると思っていたが、まだ配達員が持っており、物流情報には「荷物異常」と表示されている。

 

業界関係者の分析

 

宅配会社はソフト・ハードウェアを向上させる必要ある

 

 3人のネットユーザーの境遇について、国内の某有名宅配会社で働く梁さんは、問題は発送、仕分け、配達の3つの部分で発生すると分析。

 

 「なかなか発送されないのは、宅配会社がキャパオーバーを避けるために制限している可能性がある」と梁さんは話す。2009年の最初の「双11」開催時、荷物の量がこれほど増えることが想定されておらず、各地の配達所がキャパオーバーとなった。その後、各社は「双11」前に調査、予測、準備を行い、再発を回避した。キャパシティに合わせて荷物の量を制限することも方法の1つである。

 

 仕分けミスと配達遅れについて、梁さんは、宅配会社は科学技術を十分に生かして仕分けの効率と正確性を高める一方で、激増する荷物に対応するために十分な場所と配達員を確保しておく必要もあるとの見解を示した。

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