中国語  日本語
ホーム > 経済 > 記事全文

中国恒大、スウェーデンのEV企業買収 1000億円で
2019-01-16 19:08:04   From:日経   コメント:0 クリック:

中国の不動産大手、中国恒大集団はスウェーデンの電気自動車(EV)メーカー、NEVSを買収する。恒大の傘下上場会社が31日までに、9億3000万ドル(約1000億円)を投じてNEVSの51%の株式を取得する。恒大は中国に工場を持つNEVSを傘下に収めることで、EVなど新エネルギー車の事業拡大を進め、不動産に次ぐ収益の柱に育てる狙いだ。

中国恒大が買収するNEVSは天津市などで電気自動車(EV)の生産を増強している(NEVSのEV、同社ウェブサイトより)

恒大傘下で健康医療や新エネ車の事業を手掛ける恒大健康産業集団が16日までに発表した。同社がNEVSの株式を保有する企業から買い取る。

NEVSは2012年に香港系企業などがスウェーデンの自動車ブランド「サーブ」の資産を買収して発足した。天津市にEV工場を持つほか上海市でも工場建設を予定している。生産能力は現在年約5万台、将来同22万台を生産する計画とされる。ただ投資が先行し収益は低迷している。17年の売上高は約3000万香港ドル(約4億1000万円)で、最終損益は8億7100万香港ドルの赤字だった。

恒大は傘下の恒大健康を通じて新エネ車を新たな事業に育てる方針で、NEVSの買収で実現に弾みをつける。恒大健康は18年6月にも新興EVベンチャーのファラデー・フューチャー(FF)の株式45%を67億香港ドルで取得した。ただ将来の投資計画について恒大とFFの間でもめた経緯がある。

中国の新エネ車市場は政府の補助金の後押しを受けて急拡大が続いている。18年の新エネ車の販売台数は17年比62%増の約125万台で、19年も160万台まで拡大する見通しだ。ただ新規参入が増えてメーカー間の競争が激しくなっており、恒大が新エネ車の領域で順調に事業を伸ばせるかは不透明感もある。

熱に関連する単語の検索:

前の記事:消費動向指数の修正値、24日に公表 総務省統計ミス
次の記事:18年は1000万総トン台回復、船舶受注が2年連続増

分享到: 收藏