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三菱日立パワー、長崎に石炭火力の監視拠点
2019-01-21 15:42:23   From:日経   コメント:0 クリック:

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は21日、長崎工場(長崎市)に自社が製品を納入した石炭火力発電所の運転状況を遠隔監視する拠点を開設したと発表した。拠点は高砂工場(兵庫県高砂市)や米国オーランド工場(フロリダ州)などに続き世界で4カ所目。技術者の高齢化に悩む電力会社向けに保守管理サービスを拡販する。

MHPSが長崎工場(長崎市)に開設した石炭火力発電所の監視拠点

MHPSが長崎工場(長崎市)に開設した石炭火力発電所の監視拠点

長崎の監視拠点では、国内の石炭火力発電所のボイラーや蒸気タービン、地熱発電所、福島県で運転中の石炭ガス化複合発電所などの監視を担う。高砂とオーランドの監視拠点はどちらもガスタービン専用だった。国内の発電量の約3割を担う石炭火力発電の監視拠点はこれまでなかった。

電力会社は発電設備の維持管理を担ってきた技術者の高齢化に直面している。MHPSが運転状況の監視業務を代行することで電力会社の負担を軽減できる。また、故障の予兆を察知し、発電所の故障や停電が起こる前に修理や交換ができ、コスト抑制にもつながる。

MHPSの2018年3月期の売上高は1兆円あまり。修理や保守管理などサービスでの収入は半分程度を占める。人手不足の深刻化で今後も需要が増えるとみて、遠隔監視サービスを拡充して市場開拓を進める。

親会社の三菱重工業が昨年5月に発表した中期経営計画では、火力事業は構造転換策として「1工場1製品」に集約する方針を掲げている。高砂工場はガスタービン、長崎工場を石炭火力発電用ボイラーの生産拠点としており、石炭火力に精通した技術者を多く抱える長崎工場に監視拠点を設けた側面が大きい。

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