史上初の3D五輪 中国テレビ産業も躍進
2012-08-03 16:19:04 From: コメント:0 クリック:
開催中のロンドン五輪は史上初めて3D映像による生放送を実現させた五輪となった。これにより3Dテレビが新たな人気消費財となり、今後は3Dテレビが飛躍的に普及するだけでなく、中国のテレビ産業も五輪を契機として市場が重要な折り返し点を迎え、TCLなどの中国メーカーの世界市場での躍進が加速すると予想される。ディスプレー市場を分析するディスプレイサーチによると、3Dテレビの今年の増加率は90%に上り、出荷台数は世界全体で4600万台に達することが予想されるという。ある専門家によると、3D対応の五輪によって3Dテレビの購入が大幅に増加し、世界のテレビ市場に新たな成長極をもたらすという。「国際金融報」が伝えた。
3Dテレビ発展の「高地」を独占しようとするなら、3D産業チェーンのコンテンツという川上を攻めることがメーカーにとっては極めて需要だ。TCLは中国中央電視台(CCTV)の3Dチャンネルの独占協力パートナーであり、CCTVとともに3Dコンテンツの収録、放映、伝送、3Dのディスプレー技術やコードの解析・編集技術、3D端末製品のチェック・調整などをめぐって深いレベルの協力を展開している。これによりCCTVの3Dチャンネルの五輪3D生放送を見るには、TCLの3D対応スマート・クラウドテレビが最も適した設備となった。
これだけではない。中国テレビ産業は技術、価格、産業チェーンなど各方面で明らかに優位性を備えている。中国3D連盟の発起人であるTCLは、世界で最も早く裸眼式3D、偏光式3D、アクティブシャッター式3Dの各技術を兼ね備え、3Dの全分野のカバーを達成した企業でもある。また2010年に行われたアジア競技大会(広州アジア大会)の開催期間中、TCLは3D技術に基づく競技の実験的中継を担当し、同大会初の3Dによる収録・放映も実現させている。
(人民網日本語版)
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